<h4>ゆかり</h4>北京駐在4年目の、4児の母です。4人目は北京で出産。 東京文京区育ち、上智大学外国語学部ロシア語学科を卒業後、静岡第一テレビに就職。 退社後日本語教師の資格を取り、ウクライナ国立ハリコフ教育大学、ATI東京日本語学校、アルファ国際学院、区立小学校などで日本語講師として勤務。 中国生活についてブログも書いているのでよろしくお願いします。 <a href="https://ameblo.jp/aosumikmama" target="_blank" rel="noopener noreferrer">https://ameblo.jp/aosumikmama</a>

グローバルレポート2月のテーマは「世界の時間割事情」学校には必ず時間割があると思ってませんか？ いえいえ、実は世界には時間割がない学校もあります！ ということで、各国の時間割、レポートしてもらいました。

<h2>北京の小学校の一日は・・・</h2> 中国の小学校は、日本と同じように時間割があります。 1年生の科目は、国語、数学、英語、科学、道徳、美術、音楽、体育、バレエです。 毎日6時間授業で、8時登校、8時15分に1時間目開始、下校時間は15時半か16時半か選べます。 娘は16時半下校組です。バス通学の子は全員15時半下校と決まっているため、ほとんどの子が15時半下校です。なので16時半下校は娘を入れてクラスで6人しかいないそうです。授業後の1時間は教室で絵を描いたり、黒板を消したり掃除をしたり、先生の仕事を手伝ったり、自由に過ごしているそうです。片付けが終わったらグラウンドで遊ぶこともできるそうです。 午前中にスナックタイムがあり、パンと牛乳が出ています。昼食（毎日給食です）後は、机の上で昼寝をする時間があるそうです。

<h2>授業はクラス担任だけでなく、科目ごとに先生が変わります</h2>11月末から一ヶ月間、コロナの影響で、入学以来初めてオンライン授業になりました。 8時15分に1時間目スタート、オンラインの間は1時間の授業時間が30分で、目を休めるために休み時間も30分ありました。クラスの授業とは別に、午前中に毎日30分、全校生徒で受ける体育の授業があり、(これがかなりハード！）午前と午後に1回ずつ、目や首のストレッチの時間もあります。 午前中に4時間終わってから、お昼休みをたっぷり取って、5時間目は午後2時から始まり、15時15分に6時間目が終わるというスケジュールでした。 我が家は、昼食後マンションの庭に出て、5時間目まで娘とバドミントンをするのが日課でした♪各クラスに担任と副担任がいますが、日本の小学校のように担任が全ての授業を行うのではなく、科目ごとに担当の先生が変わります。 音楽は南アフリカから来た黒人の先生です。ユニークで楽しいミュージッククラスです♪ 英語と音楽の授業だけ英語を使い、他は全て中国語です。 期末試験は、国語と数学と英語が60分ずつありました。

<h2>次男が通うモンテッソーリ幼稚園にも時間割があります！</h2>

次男が通う地元のモンテッソーリ幼稚園にも、時間割があります。 8時半に登園、16時半に下校です。我が家は9月から姉が小学校に上がり、お迎えの時間が重なってしまったため、毎日アイ（お手伝いさん）を雇い、私が自転車で12～3分の小学校にまで姉を迎えに行き、アイが1歳の妹をベビーカーで連れて、徒歩7～8分の場所にある幼稚園へ次男を迎えに行ってもらっています。4歳までは昼寝の時間がありますが、来月5歳になる次男はもう昼寝をしなくなったので、その時間英語の勉強をしています。&nbsp;

モンテッソーリでは年長、年中、年少のクラス分けがなく、大班と小班の2つのクラスに分かれています。 工作や音楽はグループで取り組みますが、ほとんどの時間は一人ひとりが自分の学習を進めるスタイルです。 レベルに合った問題集に取り組み、宿題もあります。次男は、算数はもう割り算まで勉強しているのですが、モンテッソーリの道具を使って計算しているので、私が見ても解き方が難しいです・・・。 幼稚園でも午前と午後にスナックタイムがあり、フルーツとヨーグルトが出ます。幼稚園でも小学校でも、給食以外におやつを大事にするところが、日本の学校と一番違うところかなと思います。

2023年2月のテーマ「世界の時間割事情」

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