<h4>ゆかり</h4>北京駐在4年目の、4児の母です。4人目は北京で出産。 東京文京区育ち、上智大学外国語学部ロシア語学科を卒業後、静岡第一テレビに就職。 退社後日本語教師の資格を取り、ウクライナ国立ハリコフ教育大学、ATI東京日本語学校、アルファ国際学院、区立小学校などで日本語講師として勤務。 中国生活についてブログも書いているのでよろしくお願いします。 <a href="https://ameblo.jp/aosumikmama" target="_blank" rel="noopener noreferrer">https://ameblo.jp/aosumikmama</a>

4月のテーマは「約束・決まり・タブー」について「約束・決まり・タブー」って、個人や国の大切にしていることや価値観が反映されるなあと思います。ひと口に「約束」と言っても、親子や家族間のプライベートな約束ごとから、学校や国といったコミュニティのタブーやルールまで幅広いフィールドの中から自由に選んでもらいました。同じテーマなのにこんなに違うグローバルレポート！お楽しみください。

これまでにも何度か紹介してきましたが、中国ではとにかく子どもが最優先。 電車の車内では子どもに席を譲るなど、王様対応が当たり前です。<h2> 子どもが騒いでも大丈夫！肩身が狭くなんかありません</h2>レストランは、日本のように、どんなに高級でも、子どもの入店が拒否されることはありません。逆に、店のスタッフさんが子守をしてくれて、親にゆっくり食べさせてくれたり、おもちゃを貸してくれたりして子どもに寛容です。 実は中国では、そもそも大人が普通に、レストランや車内で携帯電話で話しますし、音を出して動画を見たりしているので、子どもが騒ぐことにもとても寛容な国なのだと思います。

<h2>冷えと安全には厳しい中国の人たち</h2>中国では『冷えは厳禁！』なので、冷たい飲みものを飲みません。 レストランでは必ず熱いお湯が出ますし、赤ちゃん に夏でも外で靴下を穿かせていなかったり帽子を被せていないと、靴下！帽子！と怒られます。 日本では靴下をあまり履かせないで体温調節するので慣れませんでした。 幼稚園にお迎えに行くと、友だちの親たちにいつも「薄着すぎる、寒くないのか」と言われていました。日本の子どもたちは薄着で走り回ってますよね！中国の子どもたちはとても厚着をしています。また、車が多く運転も荒いことから、子どもの安全には特に気を遣うので、手を繋がないで歩いていたら、手を繋ぎなさい！と怒られたこともあります。 中国では、横断歩道があって、歩行者の信号が青でも、右折車が優先になるので、横断歩道で歩いていても構わず車が突っ切ってくるので本当に怖いです… お節介のようですが、他人の子も我が子のように思って注意をしたり気にかける中国人です。

<h2>子どもを守るためにある中国の小学校の6つのルール</h2>こんなふうにとても大切にされる中国の子どもたち。小学校でも子どもたちは大切にされていて、健康を守るためのいろいろな決まりがあります。 &nbsp;★その1 小学校にも幼稚園にもあるおやつタイム。 給食以外にそれぞれパンと牛乳、フルーツとヨーグルトが出ますが、各自朝ご飯やおやつを持参することも可能で、友だちとシェアしたりも自由です。★その2 おもちゃや文房具を友だちにあげたり交換することができます。★その3 水分補給がとても重要視されます。 幼稚園では学習の合間に水を飲む時間が設けられ、毎日水筒で何杯飲んだか報告されます。★その4 小学校では、授業の合間には目や首を休める体操があります。★その5 小学校の給食の後は机にうつ伏せになって昼寝をする時間があります。★その6 春節休み中の注意事項。テレビは連続30分以内、iPadは15分以内で休憩を挟むようにとありました。

<h2>木曜日はゲームの日</h2>木曜日は子どもたちが大好きなゲームで遊べる日。と言ってもこれは我が家のお約束事。日本人学校は毎日6時間授業で16時帰宅、水曜日はクラブがあって17時帰宅、唯一5時間で15時と早めに帰宅する木曜日が、マンションの友だちで誰かの家に集まってゲームをする日です♪ 週1回なので特に時間制限を設けず、何だかんだ1時間半くらいやってしまう日もあります。。おやつ休憩を挟みながらですが… ゲームの後は庭に出て暗くなるまでサッカー＆ドッヂボール！

<h2>これは中国のタブー・・・気をつけましょう</h2>プレゼントに、時計、傘、靴を贈ることがタブーとされています。 また、日本では割れないように奇数が良いとされますが、中国ではペアである偶数の方が良しとされます。 隣国なのに正反対なのが不思議で面白いですね！

2023年4月のテーマ「約束・決まり・タブー」

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