<h4>キョウコ</h4>川崎生まれ、横浜育ち。ロサンゼルスやフィラデルフィアでの米国生活を通じ、タイバーシティを色濃く感じ、意識する環境で育つ。大学卒業と共に電機メーカーで商品企画やマーケティング関連職に従事。&nbsp; 女性管理職＆家族帯同（夫、娘2人）のレアな（？）かたちでの海外赴任（英国）。日々すったもんだしながら過ごしています。

＼世界の8月の気温比べてみた／ 世界の気候はいくつかの気候帯で分類されています。 北半球と南半球では季節が逆だったり、赤道からの距離によっても気温が変わってきます。 さて、海外在住Soda!ファミリーレポーターの皆さんの国の8月の気候は・・・？ アメリカ（地中海性気候） シアトルの平均気温は14.1℃～24.1℃。 日本より過ごしやすい。 イギリス（西岸海洋性気候） ロンドンの平均気温は19℃～22℃。 比較的過ごしやすい季節なのだとか。 スコットランド（西岸海洋性気候） エジンバラの平均最高気温は17℃。平均最低気温は11℃。 夏場でも涼しく、夜になると気温が下がるため肌寒い。 シンガポール（熱帯雨林気候） シンガポールは平均気温が27.8℃。最高気温は31.1℃。 気温は高いが建物が密集しておらず海風もあるため日本よりも過ごしやすいそう。 バリ島（熱帯モンスーン気候） バリ島の平均気温は24℃～29℃。 気温は高いが乾季なので湿度が低く過ごしやすい。 ハワイ（熱帯気候） ホノルルの平均最高気温は32℃。平均最低気温は25℃。 湿度が高く蒸し暑い日が続く。 中国（ステップ気候） 北京の気温は20.3°C～29.6°C。昼の気温が例年34℃以上。 東京よりも暑く、また朝晩の寒暖差も大きい。 アルゼンチン（西岸海洋性気候） ブエノスアイレスの平均最高気温は17.5℃。平均最低気温は6.6℃。 南半球なので季節は日本と逆で8月は冬。朝晩は10℃を下回る。

日本では猛暑が続く夏休み。世界の夏休みはどんなふうに過ごすの？ 北半球の日本では7～8月は夏ですが、世界の国は？ 世界の7月8月。各国どう過ごすのかをレポートしてもらいました！

<h2>2023年イギリス在住我が家の夏休み。シチリア編</h2>2023年の今年の我が家の子どもの夏休みは、旅行や日本への里帰りが中心です。 この記事を書いている8月上旬現在、長女は日本滞在中ですが、主人、私、次女はそれぞれ仕事やお絵かきなどをしつつ日中過ごしています。気を抜くと、次女はひたすらYouTubeを観ていて一日が終わってしまう、、、という残念な日々です。日本語のインプットには良いのですけどね。 ・家族でシチリア旅行（7月末） ・長女＆主人：それぞれ別日程で日本里帰り（8月） ・母（私）と次女：イギリスに残り近郊にドライブ1泊旅行予定 上記の計画のうち、7月末の色々な意味で印象深いイタリア、シチリア島旅行について書いてみたいと思います。&nbsp;<h2>アクシデント満載のシチリア旅行は・・・・</h2>例年1月になると、イギリスの方々は、その年の夏休みのツアーなどが比較的安く出回るとのことで夏のバカンスの予約に心躍るようです。暗くて、寒いイギリスの冬。夏の旅行を妄想することで、どうにかメンタルを保つのかもしれません。

我が家も今年は早々にシチリア旅行を計画。格安航空券と宿（Booking.comに毎度お世話になっております）をしっかり、ちゃっかり格安で予約。これでバッチリ！といくはずでした。しかし、格安旅行なもので、ちょっとした予約内容記載ミス修正などで追加料金が必要になるなど、悔しく残念な思いをして、嫌な予感。 いざ、7月の旅行出発にあたっては種々のトラブルに見舞われ、折角のノンビリとしたバカンスが、ハラハラの連続でした。最終日に、長女が「これでまた肝が据わったわ。」との呟きを耳にし、人間力が鍛えられて何事にも動じなくなりそうな、成長に繋がる旅になったのかも！とポジティブ転換。 &nbsp;<h2>次々起こるアクシデントをポジティブに変換！</h2>さて、いくつかの試練とポジティブ転換体験を共有させていただきます。 出発前、シチリア島で到着予定の空港が火事で封鎖というニュースが入る。多くのフライトが運航キャンセル、遅延、空港変更になるとのこと。我が家は幸運にも予定したいフライトは予定通り、飛べることに。しかし、、、 その1：ミラノで乗り継ぎに失敗。 次女のスペシャルアシスタンス（身体が不自由な人向けの、空港や機内での補助）のアレンジ、スーツケースなどの荷物の遅れなどが重なり、予定外のミラノ泊をすることに。急遽翌朝、早朝便をなんとか予約出来たものの、ミラノ宿泊と航空券の予定外出費で泣く（涙） でも、こんなことなければ、ミラノのドォーモなんて行かれない、と気を取り直し、美味しい食事やジェラートを堪能。

その2：乗り合い大型バスで世界中の方々と4時間の移動。 翌朝の急遽変更となった到着空港は当初予定していた閉鎖空港まで、航空会社が手配した乗り合い大型バスで世界中の方々と4時間の移動。 いつトイレ休憩があるのか無いのか情報なし。 みんな、トイレっ！というありさま。こういうときって、見ず知らずの人々とも一体感、連帯感が生まれます。 &nbsp;その3：閉鎖空港到着後は、イタリア語しか話さない流しのタクシーで、ホテルに移動。 その間、イタリア語しか話さない運転手の唯一の英語 ’Fire! Fire!’という説明と、車窓から見える山火事の痕跡（道路標識も焦げて溶けていました）に、ニュースで見聞きしていた地球温暖化の脅威、熱波の様はリアルだったことを実感。 &nbsp;その4：ホテルにチェックイン後、部屋のカーテンを開けるとテラス前に炎が上がる。 はい、山火事です。 部屋の中は煙たく、即、窓を閉める。 フロントに電話して「火が出てます！」と通報し始めたら、「わかっている」と即ガチャンと切られる。フロントに飛んで行き、事態を説明しても、 「わかっている。消防士たちが一生けん命闘っている！ノープロブレム」 「へっ！？」。私たちの身の安全性は二の次？　 もう少し宿泊客の不安に寄り添ってくれてもいいのに。日本だったらのんびり営業継続とかせず、避難指示とか有りそうだろうな、としっくりこない気分。でも文化の違いなのでしょう。確かに、翌日からプールは再開され、何事も無かったように平和に日光浴と水遊びで寛ぐ宿泊客たち。近場では、ときどき、炎があがっていましたが。

その5：プチボートクルーズで、海上保安船に捕まる。 何はともあれ、期待を裏切らない美しい紺碧の海を堪能するべくプチボートクルーズを予約。 好調な出航でイタリア感満載の音楽と共に、陽気で気前の良い船長さん、出航から10分後、海上保安船に捕まる。 どうやら、サービス精神旺盛で、立ち入り禁止の洞窟に入ってしまったという違反をやらかした様子。 罰金や減点などの対応を海上保安船と我々ツアーボート間の会場でやりとりして、30分以上のロス。 気まずい空気が流れました。 でも、海にもお巡りさんがいるんだ、と勉強になりました。 &nbsp;その6：主人、グランブルーの海に携帯電話を落とし紛失。 英語がほとんど通じないシチリアでのライフラインは私と長女のみに。 予定外のスマホ新規購入という出費（涙）。

その7：イギリスへの帰国前日になっても、どの空港から出発するのか未定のまま。 きっと、空港閉鎖の影響でまだまだ運航変更対応が続き、空港、航空会社ともに混乱の極み。しかし、我々も行先がわからないと翌朝の移動のアレンジが出来ず困惑。 ようやく、「カターニア空港から出発」という連絡が来てホッとしつつ、ホントに？まだ空港閉鎖中では？と半信半疑。案の定、数時間後、やはり残念なお知らせです。「コミソ空港に変更」という連絡と共に、10時間の遅延で出発とのこと。結局、2時間半のドライブで、ようやく空港に到着したものの、ここでも、遅延、遅延のオンパレードで、結局、飛んだのは夜中の2時。UK到着は6時。 そこから、家に到着したのは7時過ぎ。2時間の仮眠でどうにか老体鞭打って、10時から通常の業務に戻る、という過酷なバカンスとなったのでした。 ＜おまけ＞ 最終日のホテルから空港間の移動のタクシー。イタリア語もわからないし、現地事情も分からない為、危うくぼったくられそうになりましたが、勇気を出してホテルの女性マネージャーに確認してみたら、ちょっと私に任せて！と私の代わりにイタリア語でバーッとタクシー会社相手に交渉してくれて、事なきを得たというウレシイ事もありました。たくましく、頼りになる彼女に幸あれ！

2023年7・8月のテーマ「夏休みの過ごし方」

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