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<h4>佐々木はる菜</h4>集英社「LEEweb」のコラム連載、時事通信社での特集記事など、海外渡航後も女性目線・ママ目線に強いライターとして国内外のトレンドや社会的な取り組みなどを幅広く執筆中。出産離職や海外転勤など自身の経験から「女性の生き方」についての発信がライフワークで著書にkindle「今こそ！フリーランスママ入門」。ブラジル生活8か月を経て家族でアルゼンチンへ。東京出身、小学生兄妹の母。Instagram／halna212 note／https://note.com/miraiwotsumugu HP／https://miraiwotsumugu.com

海外在住Soda!ファミリー フリーライター佐々木はる菜<h2>長い夏休みを楽しく過ごすポイントは終業式にアリ！</h2>小学校5年生と3年生の兄妹がいる我が家、これまでの経験から「親子共に楽しい夏休みを過ごすためのポイントは、終業式の日の過ごし方にある！」と思っています。子どもたちにとっては毎年楽しいことがいっぱいの夏休み。 ただ子育て中のお母さんお父さんにとっては、毎日の食事づくりや宿題の進み具合など普段以上に気にしなければならないことが増える、忙しい時期でもありますよね。我が家では毎年、夏休みの最初に子どもたちと一緒に休み中の計画を立てています。 終業式の日はできれば仕事なども早くすませ、スケジュールづくりと1学期の片付けを終わらせるようにしています。正直なところ子どもたちから嫌がられたこともあり、現在も「ちょっと面倒くさい」という思いは持っていると思います（笑） また実際には計画通りにできなかったことも多々あります。 ただ、そういったことも含めて「自分で計画や見通しを立てて実践すること」の大切さを伝えられたらと続けてきた結果、今では長期休みの恒例行事となりました。計画の立て方に正解はなく、親子それぞれの性格やタイプにもよると思いますが、我が家で毎回実践している具体的なやり方をご紹介します！

私がオススメする終業式の過ごし方６つのポイント①通知表など大切なものをチェック！ ②ランドセルやお道具箱の中身を全て出して拭く ③文房具やノートなど買い足す物をチェック。買い物リストをつくっておく。 ④しばらく使わないランドセルを片づける。 ⑤宿題のスケジュールをだいたい考える。大きな予定なども一緒にチェック！ ⑥夏休み中の「勉強時間」はいつ？子ども自身で決めることも大切

<h3>■ポイントその1　まずは、通知表など大切なものをチェック！</h3>通知表など学校から配られた大切な書類は、帰宅後すぐ出してもらいチェック。 通知表に関しては、なるべく夫も帰宅して家族揃ってから見るようにしています。親のサインなどもこのときに済ませてしまいます。<h3> ■ポイントその2　ランドセルやお道具箱の中身を全て出して拭く</h3>

終業式の日に大量の学用品を持ち帰り、重い荷物を運んできた子どもだけでなく、その量を見た親までぐったりしてしまう…なんてことも多いと思いますが、その日のうちに中身を全部出して仕分けし、ランドセルとお道具箱、筆箱などは子どもたちできれいに拭くようにしています。 &nbsp;<h3>■ポイントその3　文房具やノートなど買い足す物をチェック。買い物リストをつくっておく</h3>

持ち帰りアイテムを掃除するときに、足りなくなった文房具などもチェックし必要なものをメモ！時間がたっぷりある休み中、子どもたちと一緒に買い足しに出かけています。面倒ではありますが、いつかはやらなければならないこと。 始業式直前に慌てることがないよう、早めに終わらせてしまいましょう！<h3> ■ポイントその4　しばらく使わないランドセルを片づける</h3>普段よりも家で過ごす時間が多くなる夏休みは、ただでさえ部屋が散らかりがち。 いつもは子どもたちの机近くに置いているランドセルですが、スペースも取ってしまうため、使わない休み中は片づけるようにしています。

ちなみに我が家では、綺麗に拭いたあとに風呂敷に包んでクローゼットの奥へ。 空いたスペースには、休み中に通う学童や部活のリュック、宿題を入れたボックスファイルなどを置いています。<h3> ■ポイントその5　宿題のスケジュールをだいたい考える。大きな予定なども一緒にチェック！</h3>

学校から配られた宿題一覧などを見ながら、まずは子どもたちに旅行や帰省といった休み中の大きな予定を伝えます。 それらを踏まえ、どの宿題をいつごろするかを大まかに決めます。うちではノートやA4の紙に自分で日にちを書いていましたが、市販のものやインターネット上でダウンロードできるカレンダーを活用するなど、それぞれのやりやすい形で良いと思います。 いつも漢字・計算ドリル系は「1日〇ページ」と決めてなるべく早めに終わらせるように心がけ、自由研究や工作、作文など時間がかかるものは、何日間か時間をつくるようにしています。<h3>■ポイントその6　夏休み中の「勉強時間」はいつ？子ども自身で決めることも大切</h3>また「1日のうちでいつ勉強するか」を決めること、その際に親が一方的に決めるのではなく、なるべく子どもに考え決めてもらうことも大切だと感じます。 ただ、今は年齢も上がったため子どもたちに「いつ勉強する？」と尋ねて決めていますが、小さなころはある程度私が答えを誘導していた部分も（笑）うちの子どもたちの場合は「夕方以降はなるべくゆっくりしたい」ため、朝の時間帯を勉強時間に充てることが多いです。 私自身が勉強などやるべきことは朝に終わらせてしまった方が良いという考えを持っているため、その影響も強いかなと思います。<h2> ご褒美セレモニーも忘れずに！</h2>

セレモニーと言っても大げさなものではなく、その日の夜ご飯は子どもたちの好物を聞いて用意する、特別にジュースなどで乾杯する、近所のファミレスに行くなど、ちょっとしたスペシャル感で充分。 計画立てや片付けも、その「ご褒美」を目当てに乗り切れるという効果も！<h2> 計画と片付けで親子ともスッキリ気持ちいいスタートを</h2>

小学生の母を5年やってきて感じているのは、スケジュールをつくっても大抵は計画通りには行かないということです。もちろんできれば計画通りに過ごしてほしいとは思いますが、一番の目的は「親子で一緒にどんな夏休みを過ごしたいか考え、日々の目安にできるものをつくる」ということ。長い休み中は一緒にいる時間が長くなるため、例えば普段以上に兄弟姉妹喧嘩などが増えがちですし、親子でぶつかってしまうようなシーンもあると思います。 でもたとえうまくいかないことがあっても、自分たちで立てた目標や計画があることで、それを思い出したり、必要な場合は話し合って修正したりするなど、日々の生活がスムーズになると実感しています。何より、先に計画立てと片付けを終えると子どもたち本人も親もスッキリ！ 一緒に乾杯して気持ちの良いスタートを切り、始まったばかりの夏休みに目をキラキラさせている様子をみると、毎年私までワクワクしてきます。日本はこれからますます暑い日々が続くと思いますが、これから始まる皆さんの夏休みが素晴らしいものになるよう、お祈りしています！

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