ほっとSoda情報局

目次<ul><li>小学生の子どもにいつから鍵を持たせる？自宅の鍵を持っている小学生は〇％ 子どもに鍵を持たせ始めるのは〇年生からがもっとも多い！ &nbsp;</li><li>小学生への鍵の持たせ方ランドセルにキーケースをつける ストラップで首から下げる キーチェーンでベルトループに取り付ける 自宅の鍵をカード式や電子錠へ交換する &nbsp;</li><li>小学生に鍵を持たせるリスク鍵を紛失してしまう 鍵を忘れてしまい家に入れなくなる 不審者に狙われる可能性がある &nbsp;</li><li>みんなどうしてる？鍵っ子の防犯対策方法子どもに鍵の紛失のリスクを説明しておく 外から見えないように鍵を持たせる 玄関前で手間取らないような持たせ方をする 帰宅時に「ただいま」と声かけさせる &nbsp;</li><li>まとめ &nbsp;</li></ul>

共働き家庭が増え、小学生に鍵を持たせるケースも増えています。しかし、鍵は家や家族を守る大切なものです。もしなくしたり、悪用されたりしたら、大きなリスクを伴います。そこで今回は、小学生に鍵を持たせる際のポイントを紹介します。鍵の紛失や盗難を防ぐ対策はもちろん、子どもの安全を守るためのルールづくりについても解説します。子どもに鍵を持たせる前に、ぜひ親子でしっかりと話し合い、安全で安心できる環境を整えましょう。 &nbsp;<h2>小学生の子どもにいつから鍵を持たせる？</h2>

小学生の子どもにいつから鍵を持たせるべきなのか、悩む親御さんも多いと思います。まずはセイバンの独自アンケート調査をもとに、何歳から子どもに鍵を持たせる家庭が多いのか、平均データを紹介していきます。 &nbsp;<h3>自宅の鍵を持っている小学生は47％</h3>アンケート調査（n数＝281）の結果、自宅の鍵を持っている小学生は47％であることがわかりました。そのうち、子どもにいつも鍵を持たせている家庭は36％、ときどき持たせている家庭は11％でした。共働き家庭が増えている昨今ですが、意外にも鍵を持たせていない家庭が53％と過半数という結果となっています。<figure class="image image-style-align-left"><img style="margin-left:0px;margin-top:0px;" src="https://lh7-us.googleusercontent.com/5HpTNjfL2r81uaUklOa2BkRy1Lv4DmAeaMiVLAUpryegzfKeypRMDQbSGU50vgdFBUhDEzO58Gn27JggnmojmRXr2ZjPB6Vy9E8PoXQGoXACSaMoNAxI9zm7prjn8Ik4qT7ouf1yUV_zSEZbdaWk3w" alt="テーブル

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<h3>子どもに鍵を持たせ始めるのは小学校1年生からがもっとも多い！</h3>続いて、鍵を持たせていると回答した保護者（n数＝130）を対象に、何年生のころから鍵を持たせ始めたのかを伺いました。その結果、小学校1年生から持たせているという家庭が、130人中79人で60％もいることがわかりました。小学校の入学を機に鍵を持たせる家庭が多いようです。続いて、小学校3年生が17％、小学校2年生が13％、小学校4年生が10％となっています。また、中には小学校入学前からときどき持たせていたという方も1名いました。 &nbsp;<h2>小学生への鍵の持たせ方</h2>

アンケート調査によって、小学生の子どもに鍵を持たせていない家庭が多いという結果が出ましたが、一方で小学校1年生から鍵を持たせている家庭も一定あることがわかりました。ここからは、実際に子どもへ鍵を持たせている家庭で、どのように持たせているのか方法を紹介していきます。 &nbsp;<h3>ランドセルにキーケースをつける</h3>小学生への鍵の持たせ方として、まず挙げられるのがランドセルにキーケースをつける方法です。キーケースはカラビナ付きのものが多いので、ランドセルのフックにしっかりと取り付けることができます。そのため、子どもがうっかり落としてしまうリスクを防げます。また、ファスナー付きのキーケースであれば、鍵が勝手に飛び出す心配もないでしょう。一方で、キーケースの素材や鍵の個数によってはランドセルが重くなることもあるため、子どもによっては嫌がるお子さまもいるかもしれません。また、キーケースごと紛失してしまうと一緒に鍵も失くしてしまうことになるので、注意が必要です。

【実際の保護者の声】<ul><li>ランドセルの内側にカラビナで取り付けて外さなくても使えるようにストラップでつないでいます。 &nbsp;</li><li>リモコンキーなので取り出すことはありませんが、習いごとなどでランドセルから鍵を出したら帰宅後すぐにランドセルに戻すように言っています。 &nbsp;</li><li>玄関前で鍵を探していると周りから鍵っ子だとわかってしまうため、ランドセルのDカンにつけていますが、必ずすぐにケースにしまうよう伝えています。 &nbsp;</li><li>ランドセルの内ポケットに入れているため、出し入れしやすいよう平べったいキーホルダーにしています。 &nbsp;</li></ul>

<h3>ストラップで首から下げる</h3>ランドセルやポケットに入れるよりも、首から下げることで常に鍵の存在を意識でき、常に身につけているので置き忘れたり、落としたりすることを防止できます。また、必要なときにすぐに取り出すことができ、玄関前で鍵を探す手間や時間がかかりません。一方で、遊んでいるときに首に巻き付いてしまう可能性があり、思わぬ怪我をしてしまう恐れがあります。また、ストラップが切れたり、留め具が外れたりして、鍵を紛失してしまうリスクがある点は注意してください。

【実際の保護者の声】<ul><li>手で持ったり、ポケットに入れたりしておかない、学校から必ず首にかけてから下校するように言っています。 &nbsp;</li><li>見えるところに掛けないようにさせています。</li></ul>

<h3>キーチェーンでベルトループに取り付ける</h3>続いて、キーチェーンでベルトループに取り付ける方法です。首から下げるよりも安全で、活発な動きをする子どもでもストレスを感じにくいといえます。ベルトループに取り付けているため、鍵を落とした場合でも、鈴やチャームなどの音で発見しやすいです。一方で、丈夫なキーチェーンを選び、鍵が外れにくい留め具を使用していないと、ベルトループから外れて鍵を紛失してしまうリスクがあります。また鍵のタイプによっては、鍵に傷がついてしまったり、誤作動してしまったりすることも考えらます。 &nbsp;<h3>自宅の鍵をカード式や電子錠へ交換する</h3>家の鍵と聞いて一般的にイメージされる鍵は、シリンダー錠と呼ばれるタイプのものになります。もし家の鍵がシリンダー錠の場合は、子どもに鍵を持たせる際に、カード式や電子錠へ交換することも有効です。従来の鍵と異なり、カード式や電子錠は紛失しても簡単に複製できないため、もし子どもが失くしてしまっても防犯性は比較的高いといえます。特に小学校低学年のお子さまの場合、鍵穴に鍵を差し込む操作を難しいと感じることがあるかもしれません。カード式や電子錠は操作が簡単なので、そういったお子さまでもスムーズに開錠できます。一方で、鍵の交換代が初期費用として発生する点、電子錠は停電時や電池切れを起こすと開錠できない可能性がある点は留意しておきましょう。また、暗証番号や指紋認証などの機能は、悪意のある第三者によって不正操作されるリスクがあります。パスワードの設定や管理にはくれぐれも注意してください。

【実際の保護者の声】<ul><li>物理キーをはじめに持たせていたが、練習したものの、上手く開けられないことがあり、電子キーに変えました。 &nbsp;</li><li>物理鍵だと失くしてしまうと困るのでスタートロックにして指紋認証で解除してもらってますが、手が湿っていると反応しにくいので、使わなくなったSuicaカードを持たせています。 &nbsp;</li><li>AirTagと一緒に持たせて、私（親）の電話番号を貼ってあります。カードキーなので、失くしたときに第三者が使えないように設定することが簡単にできます。 &nbsp;</li></ul>

<h2>小学生に鍵を持たせるリスク</h2>

小学生の子どもに鍵を持たせていない家庭も多いことから、小学生に鍵を持たせることに対してリスクを感じている人も多いでしょう。具体的に、どんなリスクが考えられるのか解説していきます。<h3> 鍵を紛失してしまう</h3>小学生は、まだ責任感や持ちものの管理能力が十分に発達していないため、鍵を置き忘れたり、落としたりしてしまう可能性が高いです。特に、遊びに夢中になったり、友だちと会話に気を取られたりして、鍵の存在を忘れてしまうことがあります。またランドセルや筆箱など、小学生は学校生活に必要な荷物が多いです。荷物の出し入れの際に、うっかり鍵をポケットから出してしまったり、ランドセルの中で迷子にしてしまったりすることがあります。

【実際の保護者の声】<ul><li>カバンを替えたときに失くしてしまいました。 &nbsp;</li><li>外で落としたことがあり、一緒に歩いて探しに行き、見つけられました。失くすとどうなるのかを体験してもらい、わざわざ歩いて行くことで、自分がどれくらいのことをしたのかを知ってもらうことができました。 &nbsp;</li><li>リード付きのキーホルダーにつけていたが、伸ばして遊んでるうちに取れて紛失したことがあります。</li></ul>

<h3>鍵を忘れてしまい家に入れなくなる</h3>小学生は、ワーキングメモリといわれる一時的に情報を記憶し、同時に処理する脳の働きがまだ十分に機能していません。そのため、うっかりものを忘れることが大人に比べて多いものです。特に、遊びや勉強に集中しているときは、鍵の存在を忘れてしまうことがあります。 参考：<a href="https://www.asahi.com/edua/article/14562157" target="_blank" rel="noopener noreferrer">朝日新聞「子どもがよく忘れ物をするのはなぜ？　原因は「脳の中の黒板」、記憶を定着させるポイントは」</a>また突然の雨や友だちとのトラブルなど、不意の出来ごとに慌ててしまい、鍵をどこかに置き忘れてしまうことも考えられます。

【実際の保護者の声】<ul><li>子どもが鍵を忘れて学校に行ってしまい、近所の塾の先生から電話を頂いて、慌てて会社を早退したことがありました。それ以降は忘れたり、失くしたりしても家に入れるように予備のカギを玄関に隠して、いざというときに子どもが使えるようにしてあります。 &nbsp;</li><li>習いごとに行くときにランドセルからリュックにうつしかえて、帰宅後ランドセルに戻すのを忘れて、翌日学校に持っていくのを忘れたことがありました。 &nbsp;</li><li>鍵が玄関のドアにささったままになっていたことがあります。 &nbsp;</li><li>家の中に入ったことで安心してカギをどこに置いたかわからなくなってしまったことがあります。</li></ul>

<h3>不審者に狙われる可能性がある</h3>ランドセルにキーケースをつけたり、首から下げたりしていると、鍵を持っていることが周囲にわかりやすくなります。不審者に鍵っ子だとバレてしまうと、家に誰もいないことを知られて空き巣に入られてしまったり、子どもを脅して鍵を奪って家に押し入ったりするなどのトラブルに巻き込まれるかもしれません。

【実際の保護者の声】<ul><li>鍵を閉めずに家を出てしまったことがありました。 &nbsp;</li><li>一度帰って別のバックで出かけるときに鍵の移し替えが上手くいかず、施錠せずに出かけたことがあります。帰ってきて空いていてびっくりしました。</li></ul>

<h2>みんなどうしてる？鍵っ子の防犯対策方法</h2>

小学生の子どもに鍵を持たせることは、防犯面でも少なからずリスクがあります。鍵っ子のいる家庭ではどんな防犯対策ができるのか、具体的な方法を紹介します。<h3> 子どもに鍵の紛失のリスクを説明しておく</h3>何よりも重要なのが、子どもに鍵を紛失した際のリスクをしっかりと説明しておくことです。子どもの年齢によっては、鍵がどのくらい大切なものなのか、まだ理解できない場合があります。鍵は家を守る大切なものであること、鍵を失くしたら家に入れなくなるだけでなく、犯罪に巻き込まれる可能性もあることを充分に説明しましょう。鍵を紛失しないように常に注意するのはもちろん、もし鍵を失くしてしまったらすぐに親に報告することも伝えておくと良いです。

【実際の保護者の声】<ul><li>最初に渡したときに「鍵をコピーして泥棒や怖い人が入ってくることがある」と話し、「使うとき以外はしまう」「遊んだり、友だちに触らせたりしない」「万が一失くしたら正直に言う」と約束させました。 &nbsp;</li><li>お友だちにも鍵を持っていることは話さないように言っています。 &nbsp;</li><li>大事なものなのでむやみに見せびらかさないと約束しています。 &nbsp;</li><li>キーケースから出さないよう言い聞かせているくらいです。</li></ul>

<h3>外から見えないように鍵を持たせる</h3>子どもに鍵を外から見えないように持たせることで、不審者に鍵を持っていることがわかりにくくなり、狙われにくくなります。鍵を盗難されるリスクも減るほか、キーケースを使用したり衣服の内側に隠れるような持たせ方をしたりすると、鍵の紛失も防ぎやすいです。

【実際の保護者の声】<ul><li>鍵を表に見せないようにキーケースに必ず入れるようにさせています。 &nbsp;</li><li>絶対に落とさないよう言い聞かせています。</li></ul>

<h3>玄関前で手間取らないような持たせ方をする</h3>玄関前で鍵を探すのに手間取ってしまうと、第三者に鍵っ子であることがバレてしまい、不審者に狙われやすくなります。また、小学校低学年の子どもだと鍵を上手く扱えずに、開錠できなかったり、閉め忘れたりすることも考えられるでしょう。玄関前でスムーズに鍵を取り出せれば、人目につかないうちに家の中へ入ることが可能です。たとえば、ランドセルベルトに伸び縮みするキーチェーンでつけておけば、玄関前でもすぐに鍵を取り出すことができます。

【実際の保護者の声】<ul><li>鍵を開ける前に誰もついてきていないか確かめて鍵を開け、入ったらすぐにロックするように教えています。 &nbsp;</li><li>人がいるときに玄関の鍵を開けないように伝えています。 &nbsp;</li><li>家の前でスムーズに開け閉めができるように、やり方を練習させました。 &nbsp;</li><li>家族がいても鍵を使用して入るように（不在時のみだけ使わないように）させています。</li></ul>

<h3>帰宅時に「ただいま」と声かけさせる</h3>鍵っ子の場合、家にほかに誰もいないと周囲にわかってしまうことで、不審者から狙われやすくなります。そのため、帰宅時に誰も家の中にいなくても「ただいま！」と大きな声で言わせるようにするなど、家に人がいることを周囲に知らせるような言動を習慣づけておくと良いです。

【実際の保護者の声】<ul><li>帰ってきたら誰もいなくてもただいま！と大きな声で言うように言っています。 &nbsp;</li><li>鍵を開ける際は周りを見て、知らない人がそばにいないかを確認させ、家の出入りの際は「ただいま！」「いってきます！」と言わせています。 &nbsp;</li><li>帰ったらすぐ鍵を閉めて、LINEで連絡するようにしています。</li></ul>

<h2>まとめ</h2>今回は、小学生への鍵の持たせ方について解説しました。今回のセイバン独自の調査では、小学生の子どもには鍵を持たせない家庭の方が多いことがわかりました。しかし共働きなどの事情で子どもに鍵を持たせなければならない家庭では、小学校一年生から鍵を持たせることが多いようです。もし子どもが鍵を紛失してしまうと、子ども自身が家に入れなくなってしまうだけでなく、犯罪に巻き込まれてしまうリスクもあります。子どもに鍵を持たせる際は、鍵の大切さを充分に言い聞かせたうえで、「外から見えないように持っておく」「鍵を持っていることを誰にも話さない」などの対策を取ることが重要です。

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