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目次<ul><li>小学校でママ友は必要？いらないと思っている人は17.6％</li><li>小学校でママ友をつくるメリットは？いないとどんなことに困る？ ・学校や子どもに関する情報を収集できる ・悩みごとを相談できる ・不測の事態が起きたときに助け合える &nbsp;</li><li>ママ友で面倒くさい思いをした経験のある保護者も…</li><li>小学校でママ友をつくるコツ・同じ環境の人に出会いやすい場所に行く ・SNSを活用する &nbsp;</li><li>ママ友で疲れないために！付き合い方のポイント・無理をして付き合わない ・ママ友との距離感を大切にする ・自分の時間や意見を大切にする &nbsp;</li><li>ママ友についてよくある質問・ママ友はいつできる？ ・ママ友ができない人の特徴は？ &nbsp;</li><li>まとめ</li></ul>

小学校入学は、子どもにとっても親にとっても大きな節目ですよね。新しい環境に慣れ、友だち関係を築いていく中で、ママ友の存在も気になり始めるのではないでしょうか？「ママ友なんて必要ない」と思う人もいれば、「できれば仲良くなりたい」と考える人もいるでしょう。実際、ママ友との付き合い方は人それぞれ。そこで今回は、ママたちに聞く、小学校生活におけるママ友との付き合い方をご紹介します。 &nbsp;<h2>小学校でママ友は必要？いらないと思っている人は17.6％</h2>

子どもが幼いころは、公園への付き添いなどをしているうちに、いつの間にか顔見知りの延長でママ友ができたりするものです。しかし、子どもが小学校へ入学すると親同士が顔を合わせる機会がそう多くはないため、自分の意志で「ママ友をつくろう」と行動しないと難しいでしょう。そもそも小学校でママ友は必要なのか、セイバン独自のアンケート調査を行ったところ、「ママ友はいらない」と回答した人の割合は17.6％（19/108人中）でした。

つまり、過半数以上の人が「ママ友は必要」だと感じていることがわかります。 &nbsp;<h2>小学校でママ友をつくるメリットは？いないとどんなことに困る？</h2>

「ママ友は必要」という意見の方が多いことがわかりましたが、具体的にどんなシーンで必要性を感じるのでしょうか？小学校でママ友をつくる主なメリットは、以下の3つです。<ul><li>学校や子どもに関する情報を収集できる</li><li>悩みごとを相談できる</li><li>不測の事態が起きたときに助け合える</li></ul>反対に、ママ友がいないと上記のような場面では、困ることがあるかもしれません。 &nbsp;<h3>学校や子どもに関する情報を収集できる</h3>ママ友がいないと学校や子どもに関する情報を収集できないため、困ることがあります。ママ友がいて良かったと感じるシーンとしてよくあるのが、子どもが宿題や連絡帳を忘れたときです。翌日の持ちものや提出物、宿題の範囲がわからないと困ってしまいますよね。そんなときに気軽に質問できるママ友がいると心強いでしょう。また学校だけに関わらず、習いごとの情報やおすすめの参考書など、聞いてタメになる情報を得られる機会も増えます。とはいえ、勧められたからとすべてを受け入れていては、子ども自身の合う・合わないがありますし、自分もついていくのに疲れてしまうのでおすすめしません。あくまでも、参考程度に意見を聞き入れ、良いと感じたものだけ取り入れるようにしましょう。

【実際の保護者の声】<ul><li>学校の持ちものがわからないとき</li><li>特別な持ちものがある日など、お互いに確認し合える</li><li>学校のわからないことは、まずママ友に聞いてみて解決することが多い</li><li>宿題の詳細を書いていなかったときにママ友に教えてもらった</li><li>習いごとなどの体験談を聞ける</li><li>子どもがグレーゾーンなので学校から連絡帳を忘れて帰ったり、言ってることがわからなかったりする際、ママ友に教えてもらえる。自分の知らない情報を交換できる</li><li>学校の情報、習いごとの情報、近所の病院の評判など、子育てするうえで必要な情報を交換できる</li><li>子どもが普段の学校のことを話さないので、ママ友からいろいろ教えてもらっている</li></ul>

<h3>悩みごとを相談できる</h3>子どものことや学校のことで悩みを抱えたときに、気軽に話せる人が周りにいないと誰にも相談できません。ママ友であれば、同世代の子を持つ母として、話を聞いてもらうだけで心が軽くなることもあれば、解決策のヒントをもらえることもあるでしょう。

【実際の保護者の声】<ul><li>子どもの成長で不安なことを相談できる</li><li>愚痴を言い合える</li><li>共感し合える</li><li>子どもの悩みを聞いてもらえるし、子ども以外のことも話せてストレス発散になる</li><li>学校で気になること（先生のことなど）があったとき、別の視点での意見を聞くことができた</li><li>自分の悩みと同じようなことを、ほかの母も感じていることに気づかせてもらった</li><li>普段は子どもに怒ってばかりで大人と話す機会が少ないが、ママ友は子どもという共通の話題があるので話しているといつの間にかストレス発散になっている</li></ul>

<h3>不測の事態が起きたときに助け合える</h3>信頼できるママ友であれば、不測の事態が起きたときに頼ることもできます。たとえば、下の子を病院へ連れていく際に上の子の世話を見てもらったり、急な保護者のお迎え要請が出た際に一緒に連れて帰ってきてもらったりなどです。同世代のお子さんを持つ親同士であれば、より安心感を持って子どもの世話をお願いできるでしょう。

【実際の保護者の声】<ul><li>夫婦共働きで祝日も仕事の場合、子どもの面倒を見てもらったり助けられたりしている</li><li>子どもと遊んでくれたり、預かってくれたりする</li><li>学級閉鎖のときにすぐに休みが取れず、ちょっとの間、預かってもらえた</li><li>子どもの習いごとの送迎を順番交代にする</li><li>参加できなかった発表会の動画を送ってくれた</li><li>お互い家に不在の際は声をかけて子どもを預かる</li><li>子どもの集団登校がない学校なので、ママ友同士の子どもで一緒に登校の練習をしていまも一緒に登校できている</li></ul>

<h2>ママ友で面倒くさい思いをした経験のある保護者も…</h2>

ママ友の必要性を感じている人がほとんどとはいえ、なかにはママ友との付き合いで面倒くさい思いをした経験のある人がいるのも事実です。小学生の保護者を対象に、実際の経験談を伺ってみました。 &nbsp;

【実際の保護者の声】■贈りもの文化がある<ul><li>お土産のお返しに困る</li><li>ランチ会のたびに何かしらのお土産を渡すので、買いに行ったり、選んだりするのが面倒なときがある</li><li>相手のお家に行くときに何か持って行かないといけない</li></ul>■遊びやランチに誘われる<ul><li>一緒に参観に行ったり、お休みの日に誘われたりする</li><li>一緒に遊びに行こうと誘われる</li><li>ランチやご飯に誘われるとき、なかなか断れない</li></ul>■派閥が生まれる<ul><li>色んな派閥があるので、仲良くするのにも気を遣う</li><li>派閥みたいなグループができてしまう</li></ul>■価値観が合わない<ul><li>PTAや子ども会などで一緒に係をする際に、私は子どもたちのために楽しくやりたいが、やる気がない相手に度合いを合わせないといけないところ</li><li>私にはわからない話で盛り上がっているとき、どう対応したらいいのか考えるのが面倒</li><li>人として合う、合わないがあるため、ギスギスした空気になると毎日顔を合わせるため、やりづらい</li><li>考え方の違うママ友とも適度な距離を保ちたいと思うが、なかなか上手くいかないときに面倒くさいと思う</li></ul>■どう思われるか気にしてしまう<ul><li>連絡するときに言葉を選んでメッセージをつくるのに時間がかかる。どう思われているか気にして疲れる</li><li>必要ないものでも、「いるでしょ？」と言われると断れなかった</li><li>お誘いを断ると次がないのではないかと考えてしまい、無理して参加することがある</li></ul>■プライベートを詮索される<ul><li>私生活やスケジュールなど悪気なく詮索しようとしてくる人がいるのでしんどい</li><li>影で文句を言われていたり、私の詮索を私の仲良しのママ友にされたりした</li><li>受験の際、おしゃべりな人がいろいろと噂を立てたり、事情を探ってきたりがあった</li><li>個人情報を周囲に暴露される</li></ul>■子ども同士の付き合いに巻き込まれる<ul><li>子ども同士の約束を毎回ママ同士で確認し合うこと</li><li>子ども同士の仲が良いと、親も仲良くしておかないといけないと感じ、相手に合わせて話しをするのが面倒くさい</li><li>子どもは仲良いが、親はまだ慣れてないのに家などに招待された</li><li>子ども同士の集まりに呼ばれないことがあった</li><li>子ども同士が揉めたときとかに、ぎくしゃくする</li></ul>

特に多かった意見としては、子ども同士の仲が良いと親も必然的に付き合いを求められることが挙げられます。また、プライベートを詮索される、価値観が合わない人がいる、休日やオフの日に誘われて断りづらい、なども「面倒くさい」と感じる理由となっています。ママ友とは、程良い距離感を保ちながら付き合っていくことが、良好な関係性を築くためのポイントでしょう。 &nbsp;<h2>小学校でママ友をつくるコツ</h2>

ママ友の必要性がわかったところで、「でもどうやってママ友をつくればいいかわからない…」という方もいるでしょう。ここからは、小学校でママ友をつくるコツを紹介していきます。 &nbsp;<h3>同じ環境の人に出会いやすい場所に行く</h3>まず考えられるのが、同じ環境の人と出会いやすい場所へ行くことです。環境が同じだったり似ていたりすると、共通の話題で盛り上がりやすく、仲良くなりやすいです。同じ境遇とは、たとえば以下のようなケースが考えられます。<ul><li>子どもが同じ小学校に通っている</li><li>子どもが同じ習いごとをしている</li><li>同じ地域に住んでいて同世代　など</li></ul>では、どこでそのような人と出会えるのかというと、授業参観などの学校行事や習いごとの送迎などのタイミングが挙げられます。入学式や入学してすぐの保護者会などでほかの保護者と話す機会があれば、住んでいる地域や習いごとについて話してみても良いかもしれません。 &nbsp;<h3>SNSを活用する</h3>最近では、FacebookやInstagram、X（旧Twitter）などのSNSを通じて、ママ友を見つける人も増えています。地域限定のグループに参加したり、同じ悩みを持つママ同士で情報交換したりするのも良いでしょう。 &nbsp;<h2>ママ友で疲れないために！付き合い方のポイント</h2>

ママ友付き合いで疲れないためには、以下のポイントを意識しましょう。ママ友付き合いは、あくまでも子育てをサポートするものであって、必須ではありません。人付き合いが苦手な場合など、無理をしてまでママ友づくりをする必要はないので、ほどほどに向き合いましょう。 &nbsp;<h3>無理をして付き合わない</h3>前提として、ママ友とは無理をして付き合わないことです。育児は家庭それぞれのものなので、良かれと思って付き合いをはじめても、なんでもかんでもペースを合わせていると疲れてしまいます。「自分のペースで育児を楽しみたい」「そもそも人付き合いが苦手」という人は、無理にママ友と付き合う必要はないです。付き合いは義務ではありませんし、友だち関係に定義も決まっていません。たとえば、「習いごとは中学年から」と考えていたにも関わらず、ママ友から「同じタイミングで一緒に塾へ通わせよう」と提案されたらどうするでしょうか。「うちの子は学校の宿題をやるのに手いっぱいだから、塾通いはもう少し様子を見てから考えたい」と断りを入れれば、嫌な顔をする保護者はそういないでしょう。無理にならない程度で、ストレス発散や不安解消につながるような付き合いを心がけてみてください。 &nbsp;<h3>ママ友との距離感を大切にする</h3>先ほども触れたように、ママ友とは距離感を大切にすべきです。なかには、悪意なく最初からプライベートにずかずかと踏み込んでくるようなタイプの人もいるでしょう。うっかり話した家庭の悩みを第三者へ言いふらされるリスクもあるので、「ママ友とは子どもに関することだけで夫婦間の悩みは話さない」などと決めておき、一定の距離感を保つようにすると良いです。また、愚痴や悪口をよく言う人とは距離を置くのが賢明です。自分まで悪口を言っていたと周囲から思われかねませんし、人の愚痴ばかり聞かされるのは気持ちの良いものではありません。 &nbsp;<h3>自分の時間や意見を大切にする</h3>ママ友との付き合いは確かに大切ですが、自分の時間や意見を大切にすることの方がもっと重要です。子どもだけでの遠出の許可やゲームで遊ぶ時間など、家庭や保護者によって考え方はさまざまです。たとえママ友の半数が同じ意見だったとしても、自分の家庭ではルールが違うのであれば、同調する必要はありません。あまりに価値観が合わない場合は、距離を置くのもひとつの手です。 &nbsp;<h2>ママ友についてよくある質問</h2>

ここからは、ママ友についてよくある質問に答えていきます。 &nbsp;<h3>ママ友はいつできる？</h3>小学生のお子さんを持つお母さんがママ友をつくるきっかけとなる機会は、以下が挙げられます。<ul><li>小学校の入学式や授業参観などの行事</li><li>子どもが通う習いごとの待ち時間</li></ul><h3> ママ友ができない人の特徴は？</h3>ママ友ができない人には、以下のような共通する特徴があると考えられます。<ul><li>人見知りで、自分から話しかけるのが苦手</li><li>マイペースで、周囲の空気を読みきれない</li><li>ネガティブな発言が多く、周りに暗い印象を与えてしまう</li><li>自慢話やマウンティングが多く、聞いていて不快に感じる</li><li>他人のことに干渉しすぎる、お節介な言動が目立つ</li><li>連絡や約束を守らないなど、ルーズな性格</li><li>批判や否定が多く、相手を傷つけてしまう</li></ul>とはいえ、これらはあくまでも傾向であり、当てはまるからといって必ずしもママ友ができないわけではありません。当てはまる項目に自覚がある方は、意識して改善するよう努めましょう。 &nbsp;<h2>まとめ</h2>今回は、小学校のママ友について解説してきました。アンケート調査の結果、「ママ友は必要」という意見の人が多いことがわかりました。お子さんが連絡帳を書き忘れていたり、内容が理解できなかったりする際に、持ちものや宿題範囲の確認などを気軽にできる点で、特にママ友のメリットを感じている人が多いようです。また、学校行事はもちろん、塾など習いごとや地域の情報交換もできるので、ママ友に助けられている保護者は実際に多いです。とはいえ、遊びやランチの誘いをすべて受け入れたり、会うたびに手土産を渡したり、愚痴を聞かされ続けたりすると不満が出てきて、ママ友の存在を面倒に思うこともあるでしょう。深入りしすぎず、適度な距離感を保つことを意識してお付き合いしましょう。

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