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目次<ul style="list-style-type:circle;"><li>小学校入学前から勉強時間を設けていた家庭は59％！ &nbsp;</li><li>小学校入学前の勉強はどこまでやっておくべき？ ・自分の名前の読み書き ・ひらがなの読み書き ・カタカナの読み書き ・数を数える ・一桁の足し算 ・時計が読める ・英語学習 &nbsp;</li><li>小学校入学前の勉強時間はどれくらい？ &nbsp;</li><li>勉強以外で小学生に向けて準備しておくこと7選 ・早寝早起き ・ハミガキ・洗顔・手洗い ・着替え ・トイレ ・挨拶 ・人の話を聞く ・交通ルールを守る &nbsp;</li><li>まとめ</li></ul>

「小学校入学前に勉強は必要？」 「具体的にどんな勉強をすればいいの？」このようなお悩みをお持ちの保護者もいるでしょう。小学校入学前の時点では、最低限自分の名前やひらがなの読み書き、数の数え方はできるようになっておくのがおすすめです。本記事では独自アンケートの結果をもとに、小学校入学前にやっておくべき勉強内容や平均勉強時間について解説します。小学校入学前のお子さまをお持ちの保護者は、ぜひ最後までお読みください。 &nbsp;<h2>小学校入学前から勉強時間を設けていた家庭は59％！</h2>

セイバンが独自に取ったアンケート結果によると、小学校入学前から勉強時間を設けていた家庭の割合は59％（137／232人）でした。勉強時間や内容はご家庭によってさまざまですが、約6割以上が小学校入学前に何かしらの学習を進めていたとわかります。次項目では、具体的に先輩保護者がお子さまにさせていた勉強内容を解説します。 &nbsp;<h2>小学校入学前の勉強はどこまでやっておくべき？</h2>

「小学校入学前の勉強はどこまでやればいいの？」とお悩みの保護者もいるでしょう。そこで先輩保護者の意見をもとに、小学校入学前までにやっておいた方が良い勉強を6つ紹介します。<ul><li>自分の名前の読み書き</li><li>ひらがなの読み書き</li><li>カタカナの読み書き</li><li>数を数える</li><li>一桁の足し算</li><li>時計が読める</li></ul>アンケートの結果、「自分の名前の読み書き」「ひらがなの読み書き」「数を数える」の3項目は、ほとんどの方が「小学校入学前にできるようになっていた方が良い」と考えていることがわかりました。

それぞれ具体的に解説しますので、ぜひ参考にしてみてください。 &nbsp;<h3>自分の名前の読み書き</h3>自分の名前の読み書きは、ほとんどの保護者が「小学校入学前までに身につけておいた方が良い」と回答しました。

【実際の保護者の声】<ul><li>こどもちゃれんじをしていました。毎日15分程度です</li><li>毎日15分くらいチャレンジをしていました</li></ul>

小学校に入学すると教科書やプリントなど、いたるところに自分の名前を記載します。読み書きができないと「自分の持ちものがどれかわからない」「名前が書けなくてプリントが提出できない」など、学校生活に影響を及ぼします。読み書きはどちらも小学校入学前にできるようにしておきたいところですが、まずは自分の名前を読めるようにしましょう。やり方としてはお子さまの名前を紙に書き、一緒に読んで練習するのがおすすめです。読めるようになったら、実際にひらがなで名前を書かせてみましょう。 &nbsp;<h3>ひらがなの読み書き</h3>アンケートでは、自分の名前と並行してひらがなの読み書きも練習していたご家庭が多く見られました。

【実際の保護者の声】<ul><li>ひらがな練習、ドリル、こどもちゃれんじ。毎日ではないですが、気が向いたときに勉強していました</li><li>プリントやひらがななど。A4サイズを1枚、1日5分プリント学習をしていました</li></ul>

小学校では国語の授業があるため、ひらがなの読み書きは入学前にできるようになっておきたいところです。50音の読み書きができていれば、授業もスムーズに理解できるでしょう。入学直後につまずいてお子さまの自己肯定感を下げないようにするためにも、幼児のうちに身につけておくのがおすすめです。アンケートでは「こどもちゃれんじ」や「幼児用ドリル」などでひらがなを勉強しているとの声が多く挙がりました。書店などをチェックして、お子さまが取り組みやすそうなテキストを選んでみてください。 &nbsp;<h3>カタカナの読み書き</h3>小学校では、ひらがなに加えてカタカナの授業もあります。アンケートではひらがなよりは回答数が少なかったものの、「小学校入学前に身につけておいた方が良い」とした保護者は一定数いました。

【実際の保護者の声】<ul><li>ひらがな、カタカナの練習を30分程家庭学習しました</li><li>スマイルゼミ、ひらがな、カタカナのアプリ、うんこドリル。特に時間は決めず、子どもが飽きるまでやらせていました</li></ul>

一方「ひらがな、カタカナの読みや書き方は学校に入ってからでも良い。」と回答した保護者もいます。学校生活では、ひらがなの方が使用頻度が多いです。そのためひらがな、カタカナ両方とも読めない場合は、まずひらがなから練習すると良いでしょう。その後お子さまの余裕や興味があれば、カタカナの読み書きを練習してみてください。 &nbsp;<h3>数を数える</h3>小学校では国語だけではなく、算数の授業も始まります。そのため「最低限数を数えることはできていた方が良い」と考える保護者も多くいました。

【実際の保護者の声】<ul><li>公文の算数プリントを10分から15分程度やっていました</li><li>家庭学習教材、家事のお手伝いを利用して数や計算について考えさせていました。時間は30分から60分程度、子どものやる気によってまちまちです</li></ul>

実際小学校1年生の算数は数を数える、個数を比較するなどからスタートします。少し学習が進むと、数の順番や大小・10より上の数の理解なども学びます。そのため入学時点では以下ができていると、スムーズに学習を進められるでしょう。<ul><li>1から10まで数えられる</li><li>数の大小がわかる</li><li>数の順番のルールがわかる</li></ul>数字の勉強も市販のドリルやテキストで可能なので、ぜひチェックしてみてください。 &nbsp;<h3>一桁の足し算</h3>数を数えるよりは少ないものの「一桁の足し算」も回答に挙がっています。

【実際の保護者の声】<ul><li>幼児向けドリル、ひらがな、数字、簡単な1桁の足し算、引き算を毎日30分から1時間程度やらせました。</li><li>英会話スクール、家庭でひらがな、カタカナの読み書きは一通り。後は簡単な足し算。週に一回英語50分程、家庭で時間があるときにしました</li></ul>

1年生のうちに一桁の足し算引き算を学ぶため、小学校入学前にできていて損はありません。ただし数の概念を理解していないと足し算引き算はできないため、まずは数を数えることから始めましょう。また小学校入学前に詰め込みすぎるのも要注意です。無理やりやらせると勉強が嫌いになってしまい、入学後の学習に影響を及ぼす可能性があります。お子さまのやる気や興味に合わせて、無理なく学習を進めましょう。 &nbsp;<h3>時計が読める</h3>そのほかの意見として中でもよく見られたのが、「時計が読める」という項目でした。

【実際の保護者の声】<ul><li>簡単な時計の読み方を教えました</li><li>時計の読み方、曜日の感覚（少なくとも週末・祝日と平日を見分けるくらい）は覚えさせました</li></ul>

小学校では自分で時間を守って行動しなければなりません。授業の始まりや給食の時間を知らせるチャイムはありますが、自分で時計を読めた方が計画立てて行動できます。読み方を教える際は、まず短針（時間）を理解させることから始めましょう。ただし「教える」のではなく「日常生活の中で時間を意識させるようにする」のがコツです。「短い針が3にあるから3時だよ。おやつの時間だからドーナツを食べようか」など、お子さまが喜ぶ声掛けをすると良いでしょう。短針が理解できたら長針（分）と、徐々にステップアップしていくのがおすすめです。 &nbsp;<h3>英語学習</h3>また全体的な回答数は少なかったものの、具体的な勉強内容として「英語学習」を挙げていた方も一定いました。

【実際の保護者の声】<ul><li>通信教育のタブレット学習30分、英会話教室の宿題と復習で30分。帰宅後から夕食までの1時間を当てていました</li><li>英会話スクール。時間は週一度の習いごとのみ60分間です</li></ul>

2020年度4月から、小学校での英語学習が必須科目になりました。実際に授業が始まるのは小学3年生からですが、入学前から習いごととして学習するご家庭も多いようです。とはいえ優先度は低いため、まずはひらがなの読み書きや数字の概念を覚えるのが先決といえます。英会話は、お子さまの興味や理解度に合わせて学習を進めるのがおすすめです。 &nbsp;<h2>小学校入学前の勉強時間はどれくらい？</h2>

アンケート結果をもとに集計したところ、小学校入学前の1日の勉強時間の平均は約30分～1時間です。

具体的な回答を見てみると、短くて10分～15分、長い方は1日6時間以上勉強しています。また毎日ではなく「習いごとがある週1回の1時間」など、週単位で勉強時間を設けているご家庭も見受けられました。習いごとの頻度や小学校受験など、ご家庭によって事情が異なるため、あくまでも勉強時間は参考程度にとどめておきましょう。お子さまのやる気やご家庭の状況に合わせて、勉強時間を考えてみてください。 &nbsp;<h2>勉強以外で小学生に向けて準備しておくこと7選</h2>

小学校は、勉強だけでなく集団生活を学ぶ場でもあります。入学後にお子さまが苦労しないよう、以下の7つは事前に準備しておくのがおすすめです。<ul><li>早寝早起き</li><li>ハミガキ・洗顔・手洗い</li><li>着替え</li><li>トイレ</li><li>挨拶</li><li>人の話を聞く</li><li>交通ルールを守る</li></ul>1つずつ解説します。

<h3>早寝早起き</h3>小学生になると幼稚園・保育園のときよりも登校時間が早いため、いままでよりも早く起きなければなりません。厚生労働省の「第7回21世紀出生児縦断調査（平成22年出生児）」によると、小学1年生の登校日の起床時間は、午前7時前が86.2％と最も多いです。また就寝時間は、午後9時台が61.1％と最も多い回答でした。厚生労働省の「健康づくりのための睡眠ガイド2023」では、小学生の睡眠時間は9時間～12時間を推奨しています。9時台に寝て7時に起きると、10時間睡眠できる計算です。夜ふかしをしてしまうと朝起きられなくなり、学校に遅刻してしまう可能性があります。遅刻すると先生に注意されて自己肯定感が下がる、勉強の進捗が遅れるなどのリスクが考えられるため、いまから早寝早起きの習慣をつけておきましょう。参照：<a href="https://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/syusseiji/16/dl/gaikyou.pdf" target="_blank" rel="noopener noreferrer">厚生労働省「第7回21世紀出生児縦断調査（平成22年出生児）」</a> 厚生労働省<a href="https://www.mhlw.go.jp/content/10904750/001181265.pdf" target="_blank" rel="noopener noreferrer">「健康づくりのための睡眠ガイド2023」</a> &nbsp;<h3>ハミガキ・洗顔・手洗い</h3>小学校によっては給食後にハミガキの時間が設けられているため、1人でできるようになっておくと良いです。また体育の授業後や給食前などは、手洗いをするように指導しているところもあります。基本的に先生は手伝ってくれないため、1人でできるようになっておくと安心です。洗顔を学校でする機会は少ないですが、自分でできると朝保護者が手伝う時間を短縮できます。特に平日は両親が働いているご家庭は、準備時間を縮めるためにいまからお子さまに教えておくと良いでしょう。 &nbsp;<h3>着替え</h3>一般的な小学校では体育の授業の際、制服や私服から体操着に着替えます。基本的に先生は手伝わないため、一通りの着替えは自分でできるようにしておくべきです。また体操着から制服、私服にも着替えられるようにしておきましょう。特に制服の小学校の場合はブラウスのボタンを留める必要がありますが、練習していないと1人でできないお子さまも多いです。入学後に困らないよう、少しずつ練習しておくのがおすすめです。 &nbsp;<h3>トイレ</h3>小学校では自分で判断して休み時間などに1人でトイレに行く必要があります。そのため大小両方とも一通り自分で済ませられるように練習しておきましょう。たまに「恥ずかしいから」という理由で、小学校でトイレに行かないお子さまがいます。しかし我慢は良くないため、きちんと行くように伝えておくのが良いです。また腹痛などの場合を除き、授業中にトイレに行くのを禁止している学校もあります。ギリギリで行くのではなく、休み時間にあらかじめ済ませておくように指導しておきましょう。 &nbsp;<h3>挨拶</h3>小学校になると幼稚園・保育園以上に人と関わる機会が増えます。先生はもちろん、友人の保護者や登下校を見守ってくれる方などに、きちんと挨拶ができるよう指導しておくのがおすすめです。挨拶は人間としての最低限のマナーです。挨拶は小さいころに身につけておかないと、大人になって苦労します。お子さまが学校生活、及びその後の人生を楽しく過ごせるよう「こんにちは」「ありがとうございます」など、基本的な挨拶は自分からできるようにしておきましょう。 &nbsp;<h3>人の話を聞く</h3>小学校は集団生活を学ぶ場所でもあります。先生や友だちの話をきちんと聞けないと周囲に迷惑をかけるだけでなく、お子さま自身が孤立してしまいます。また聞く力は勉強面でも重要です。先生の指示を聞いて理解できないと、スムーズに学習を進められません。勉強が理解できないと、次第にやる気を失ってしまいます。小学校生活が辛いものにならないよう、いまのうちから人の話を聞く姿勢を身につけておくようにしましょう。 &nbsp;<h3>交通ルールを守る</h3>幼稚園・保育園は親や園側で送迎を行うのが一般的でしたが、小学校は1人、もしくは登校班をつくり児童たちのみで通学します。交通ルールを知っておかないと、登下校中に事故に遭うリスクが上がるため、きちんと教えておきましょう。具体的には以下のルールを教えておくと良いです。<ul><li>青信号は手を挙げて渡る</li><li>青信号が点滅したら渡らない</li><li>交差点に出るときは左右を必ず確認する</li></ul>また実際にお子さまと通学路を歩き、注意ポイントを一緒に確認しておくのもおすすめです。今回紹介した内容以外で準備が必要な項目は、以下の記事で詳しく解説しています。ぜひ併せてお読みください。 &nbsp;関連記事：<a href="https://www.seiban-sodasoda.com/episodes/detail/hotsoda-230207/" target="_blank" rel="noopener noreferrer">小学校の入学準備は何が必要？入学式までに揃えるものリストを紹介</a> &nbsp;<h2>まとめ</h2>独自アンケートによると小学校入学前に勉強をしていたご家庭は、全体の約6割であるとわかりました。勉強内容や時間はご家庭によってさまざまでしたが、最低限自分の名前やひらがなの読み書き、数の数え方などはできていた方が良いといえます。とはいえ本人の理解度や興味、ご家庭の事情もあるため、お子さまの様子を見ながら勉強を進めていくのが大切です。本記事の内容を参考に、お子さまが楽しく小学校生活を送れるようなサポートをしてあげましょう。

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