ほっとSoda情報局

目次<ul style="list-style-type:circle;"><li>65.8％の家庭が「サンタさんは本当にいるの？」と子どもから聞かれたことがある！ &nbsp;</li><li>「サンタさんは本当にいるの？」と子どもに聞かれたらどう説明する？ ・サンタクロースの物語を伝える ・子ども自身の経験に関連付ける ・子どもと一緒に考える &nbsp;</li><li>子どもがサンタさんを信じなくなるのは3～4年生ごろが多い &nbsp;</li><li>そもそもサンタクロースの正体って？実在するの？ &nbsp;</li><li>【アンケート調査】子どもにいつまでサンタさんとしてプレゼントを贈る予定？ &nbsp;</li><li>まとめ</li></ul>

子どもたちが、1年のうちで一番楽しみにしているイベントといえば、やはりクリスマスではないでしょうか。12月が近づくと街はキラキラして、子どもたちは、今年のプレゼントは何をお願いしようかと胸を弾ませることでしょう。しかし、大人は違う意味でドキドキしているかもしれません。サンタさんを信じている子どもに、バレないようにプレゼントを準備するというミッション…！そして、最大の難関は「サンタさんは本当にいるの？と聞かれたらどう説明すれば良いのだろうか？」「いつまでサンタさんとしてプレゼントを贈ろうか？」といったお悩みを抱える方も、多くいるようです。そこで今回、小学生のお子さまがいらっしゃる205名の方にアンケートを実施しました。本記事では、アンケート結果をもとに、クリスマスやサンタさんにまつわるリアルをご紹介します。ぜひ参考にしてみてください。※お子さまが複数いらっしゃる場合の回答は、上のお子さまの学年で集計することとします。 &nbsp;<h2>65.8％の家庭が「サンタさんは本当にいるの？」と子どもから聞かれたことがある！</h2>

セイバン独自のアンケート調査に回答いただいた205名のうち、半数を超える135名のご家庭で、「子どもからサンタさんは本当にいるの？と聞かれたことがある」という結果になりました。続いて、「現在子どもがサンタさんを信じている」と回答した家庭のお子さまの学年の割合を見てみましょう。

小学校1年生ころは半数ほどがサンタさんの存在を信じていることがわかります。学年が上がるにつれて信じている子どもの割合は徐々に減り、高学年に差し掛かる4年生ころには10％未満となりました。小学校に上がると、自分よりも年上の人と関わる機会が増え、お兄さんやお姉さんがいるお友だちからの情報が入ったり、物理的に物事を考えられるようになったりすることで、サンタさんは本当にいるのかという疑問を持つきっかけが生まれるのかもしれません。 &nbsp;<h2>「サンタさんは本当にいるの？」と子どもに聞かれたらどう説明する？</h2>

幼いお子さまのいる家庭では、いずれ「サンタさんは本当にいるの？」と聞かれた際にどう説明するか、考えたことがある方もいるかもしれません。「お子さまの夢見る気持ちを壊したくないけど、お友だちにからかわれたりしないだろうか？」 「早いうちに真実を伝えた方が良いのだろうか？悲しい思いをさせてしまわないか心配…」など、答え方に悩む方もいると思います。そこで、実際のご家庭ではどのように子どもへ説明しているのか、セイバン独自にアンケート調査を行ってみました。お子さまのご年齢や理解度に合わせて、回答内容を参考にしてみてください。 &nbsp;<h3>サンタクロースの物語を伝える</h3>まず1つ目は、サンタクロースの物語を伝えることです。サンタクロースは、4世紀に実在した聖ニコラウスという人物をモデルにしたと伝えられています。聖ニコラウスは貧しい人々にプレゼントを配ったり、困っている人を助けたりしていた人物です。その後、聖ニコラウスの逸話がヨーロッパ各地に伝わり、サンタクロースの伝説となりました。お家にプレゼントを届けてくれるのがサンタさんかどうかは別としても、サンタさんのモデルとなる人物が実在したことを説明するのは、お子さまの夢を壊さずに済みます。知識もひとつ増えますし、サンタクロースだけではなくクリスマスの発祥など、新たに歴史や文化的な興味が生まれるきっかけにもつながるかもしれません。

【実際の保護者の声】<ul><li>サンタクロース文化が始まった歴史を語る。</li><li>スウェーデンのサンタの話、サンタ追跡の話をする</li><li>サンタクロースという存在は実在することを伝える</li></ul>

<h3>子ども自身の経験に関連付ける</h3>2つ目は、子ども自身の経験に関連付けることです。たとえば、「サンタさんからのプレゼントをもらったことある？」と聞いて、子どもの記憶を呼び起こしてみましょう。実際にサンタさんからのプレゼントを見た経験があれば、「サンタさんは本当にいるんだよ」と肯定するのも1つの回答です。または、おうちの方の経験を伝えるのも良いでしょう。「信じている子のお家には来てくれるよ」「良い子にしていると来るよ」などと条件付きで説明しているおうちの方も多いようです。

【実際の保護者の声】<ul><li>「だって毎年プレゼント届いているでしょう！」と伝える</li><li>「ほんとにいるからプレゼントあったでしょ。」と応えた</li><li>「いるんじゃないかな？ だって、サンタさんからいろいろなプレゼントもらったでしょ？」</li><li>「いると思う。私が小さいときにも来てたから」と伝える</li><li>「窓から覗いてしっかり寝ている子のところだけにやってくるよ。サンタさんと目が合っちゃうと来年から来なくなっちゃうからしっかり寝ようね」</li><li>「1年間良い子でいた子どもにだけプレゼントを持ってきてくれる」</li><li>「サンタさんを信じている子にはプレゼントを持ってきてくれる」</li><li>「信じている子のところには本物のサンタさんが来てくれる」と言い聞かせている</li><li>「いると思っているならサンタはいる」と答える</li><li>「いると思っている子にはサンタさんはやってくる。信じなくなった子にはサンタさんはもうやってこない」</li></ul>

<h3>子どもと一緒に考える</h3>3つ目は、子どもと一緒に考えることです。サンタさんの存在について、子どもと一緒に考えてみるのも良いでしょう。たとえば、サンタさんに関する本を読んだり、クリスマス映画を見たりして、一緒に情報収集してみるのはいかがでしょうか。議論を通して、子ども自身が答えを見つける手助けをすることができます。低学年のお子さまには少し難しいかもしれませんが、中学年以上の、ある程度自分で調べたり考えたりできる年齢のお子さまには適した回答です。

【実際の保護者の声】<ul><li>「自分はどう思う？」と聞き返す</li><li>サンタさんの絵本を一緒に読む</li><li>まだ聞かれてはいないけど、「どう思う？」と子どもの意見を聞いてみたい</li><li>「お母ちゃんはまだ見たことないけど、いると思うなぁ」と答えている。「煙突がない家はどこから入ってくるんやろうね！」と一緒に話し合ったこともある</li></ul>

<h2>子どもがサンタさんを信じなくなるのは3～4年生ごろが多い</h2>

今回のアンケート調査において、「子どもはもうサンタさんを信じていない」と回答した人は16名でした。その内訳を見てみると、「3～4年生ごろに信じなくなった」という回答が10件ともっとも多くなっています。サンタさんを信じなくなったきっかけとして、「おうちの方がプレゼントを置いているところを見た」もしくは「お友だちやお兄さんお姉さんにバラされた」など不本意なケースもありますが、多くは子ども自身の成長によるものと考えて良いでしょう。日々さまざまなものごとを学ぶ中で物理的な思考ができるようになると、「トナカイがソリを引いて空を飛ぶ」「世界中の子どもたちにプレゼントを届ける」「煙突から入ってくる」など、不可能であると考えるようになります。半信半疑のお子さまから、「サンタさんはいないんでしょう？」などと問いかけられた際は、以下のような回答を参考に説明してあげると良いかもしれません。

【実際の保護者の声】<ul><li>「サンタはいるけど世界中は回れないから、お父さんとお母さんがサンタさんの代理なんだよ」</li><li>「日本にはいないけど、外国に住んでいる」と伝えた</li><li>「たくさんの子どもたちにプレゼントを届けなければいけないこともあって、パパとママはサンタクロースのお手伝いをしている」</li><li>「いまは煙突のないお家が多いから、夜中に玄関でお母さんと待ち合わせして受け取っているよ」と伝えている</li></ul>

<h2>そもそもサンタクロースの正体って？実在するの？ </h2>

お子さまにサンタクロースのことを聞かれたとき、親御さんがサンタクロースについて具体的に理解していないと、答え方に余計に迷ってしまいますよね。ここからは、そもそもサンタクロースとは何なのかを解説していきます。サンタクロースの起源は、4世紀ごろに小アジア（現在のトルコ）に実在した聖ニコラウスという人物に遡ると言われています。聖ニコラウスは、貧しい人々を助けることで知られる人物です。その慈善活動が後のサンタクロース伝説のモデルになったと考えられており、中世ヨーロッパを経て、各地に伝播していきました。19世紀ごろになると、アメリカで作家ワシントン・アーヴィングによって現在のサンタクロース像が確立されます。アーヴィングは著書「ニューヨーク土産」の中で子どもたちにプレゼントを配るニコラス・セントという人物を紹介し、これが多くの人の心に残り、現在のサンタクロース像へとつながりました。もともとの発祥は伝説であり、子どもたちが想像するような、トナカイが引くソリに乗って空を飛ぶサンタクロースは現実には存在しませんが、それとは別に本物のサンタさんは存在することも事実です。<a href="https://www.facebook.com/greenlandsanta/?locale=ja_JP" target="_blank" rel="noopener noreferrer">グリーンランド国際サンタ協会</a>があり、定期的に試験を行い、認められると公認サンタクロースとして活動できるのです。また、<a href="https://www.jf-santa.org/" target="_blank" rel="noopener noreferrer">サンタクロース協会</a>を通せばサンタクロースへ手紙を送ることもできます。お子さまの理解度によっては、サンタクロースの始まりや公認サンタクロースの話、手紙を送れることなどを説明してあげても良いでしょう。アンケートの回答にも、サンタさんが本当にいるのか聞かれたときに、次のように答えているケースも見られました。

【実際の保護者の声】<ul><li>「フィンランドに公式サンタ協会があって、本物のサンタさんがいる」と伝えた</li><li>「北欧に住んでいて手紙を出すと返事が返って来るから、手紙を書いてみる？」と提案してみる</li><li>「サンタクロースはサンタ試験に合格した人がなれる特別な職業」だと答えた。筆記と実技に面接と厳しい試験をクリアした者だけがなれるため本物のサンタクロースの数は少なく、街中のサンタクロースの格好をしている人は見習いサンタだと教えている</li><li>「サンタさんはいるよ。お手紙書いたらお返事もらえるかも？」と誘ってみる</li></ul>

<h2>【アンケート調査】子どもにいつまでサンタさんとしてプレゼントを贈る予定？</h2>

成長するにつれて、多くは小学生のうちに実際にプレゼントを持ってきてくれるのはサンタさんではない（＝親など）と気づく子どもが多いことがわかりました。 そこで、小学生のお子さまを持つ保護者を対象に、「自分の子どもにサンタさんとしてクリスマスプレゼントを贈るのは何歳までの予定か？」という質問をしたところ、以下のような結果となりました。

サンタさんとしてクリスマスプレゼントを贈る割合は、「小学校6年生ごろまで」が43.2%と一番多い回答でした。お子さまが小学校を卒業するタイミングで、おうちの方もサンタさんを卒業することが多いようです。中学生以降もプレゼントを贈る割合が18.0%となり、小学校6年生ごろに次いで多い結果となりました。サンタさんは信じていなくても、イベントを楽しんでもらいたい、何か喜ぶことをしてあげたいというおうちの方の気持ちの表れかもしれません。 &nbsp;<h2>まとめ</h2>今回は、小学生のクリスマスプレゼント事情に関して、「サンタさんは本当にいるの？」と聞かれた際の対処法を中心に解説してきました。クリスマスは子どもにとって、年に一度の一大イベントです。サンタさんがプレゼントを届けてくれると信じていた小さなお子さまが、「サンタさんは本当にいるの？」と疑問を抱き始めると、どのように回答するべきなのか悩む方も多いことと思います。現実的にものごとを考えられるようになってきたお子さまの成長を喜びつつ、お子さまの年齢や理解度に合わせて、納得できる回答や、お子さまご自身で調べられる環境を整えておくと安心ですね。実際のアンケート結果もぜひ参考にしてみてください。

‌