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目次<ul><li>小学校1年生は何時に帰ってくる？平均下校時間は15時！ &nbsp;</li><li>【小1の壁】子どもの下校時間に関して問題を感じている親は87.6％ &nbsp;</li><li>小学生の子どもによくある下校トラブル ・道に迷う ・友人とケンカをする ・不審者に遭遇する ・転んでしまいケガをする ・交通事故に巻き込まれる &nbsp;</li><li>小学生の子どもが下校トラブルに巻き込まれた経験のある家庭は〇％ &nbsp;</li><li>子どもが下校トラブルに巻き込まれないための対策 &nbsp;</li><li>周囲との学力差を生まないために家庭でできること ・GPSを持たせる ・携帯電話を持たせる ・ルールを決める &nbsp;</li><li>まとめ</li></ul>

小学校へ入学すると子どもは1人でできることが多くなり、親の目が届かない時間帯も多くなります。成長を頼もしく感じる一方、小学校1年生は保育園や幼稚園から上がって間もなく、何かと不安な要素が増えることも事実です。学校で過ごしている間は先生がいるので安心ですが、特に授業が終わってから家に帰るまでの下校時間は、大人の監視下になく、トラブルが発生しがちです。事件や事故のニュースも多く、「明日は我が子がトラブルに巻き込まれるかも…」と心配になりますよね。そこで、子どもの下校時間は何時ごろが多いのか、どのようなトラブルが発生しているのか、また実際に保護者が行っている対策などをご紹介します。 &nbsp;<h2>小学校1年生は何時に帰ってくる？平均下校時間は15時！</h2>

そもそも小学校1年生の帰宅時間は、何時ごろが多いのでしょうか。帰宅時間の目安を知るには、時間割をもとに授業の終わる時間を確認すると良いです。小学校に入学してすぐの1年生は、学校生活に慣れるために1日の授業は4時間、または5時間であることがほとんどです。東京都の小学校を例に授業の終了時間を見てみると、4時間授業の場合の下校時刻は13：20ごろ、5時間授業の場合の下校時刻は14:40ごろでした。（参考：<a href="https://cms.nerima-tky.ed.jp/weblog/files/108/doc/35574/249482.pdf" target="_blank" rel="noopener noreferrer">練馬区教育ネット</a>）では実際に、小学校1年生のお子さまは何時ごろに帰宅しているのでしょうか。小学1年生の子どもを持つ保護者97名を対象にセイバン独自のアンケート調査を実施したところ、以下のような結果となりました。

17時以降と下校時刻から帰宅までの時間が空くのは、下記のような理由が考えられます。<ul><li>共働き家庭で親の帰宅が遅いため、学童保育を利用している</li><li>習いごとへ直行している</li><li>電車通学などで移動に時間がかかる &nbsp;</li></ul><h2>【小1の壁】子どもの下校時間に関して問題を感じている親は87.6％</h2>

小学校1年生の帰宅時間は、早くて14時前後、遅いと17時半を越える場合も多いことがわかりました。保育園または幼稚園から小学校に上がる際に直面するさまざまな問題が、「小1の壁」と呼ばれます。遅い時間まで子どもを預かってくれる保育園と違い、小学校では学童保育を利用した場合、遅くても18時ごろまでの預かりが一般的です。下校時間も、この「小1の壁」の1つと言えるでしょう。小学生の子どもを持つ親232名を対象に、「お子さまの下校時間に関して、問題点を感じたことはありますか？」と質問したところ、約23.2%（85名）の方が「はい」と回答しました。実際に感じている問題点について、ご紹介します。

【実際に保護者が感じている下校時間に関する問題点】<ul><li>犯罪や治安が不安</li><li>時間帯がバラバラだったり、１年毎に下校時刻がコロコロ変わったりする</li><li>子どもが下校時に寄り道をしていて帰宅時間が大幅に遅くなった。事件に巻き込まれたかと不安になった</li><li>下の子の保育園の迎えと時間が重なるため無事に帰れているか確認できない</li><li>夕方交通量が多く事故の心配がある</li><li>家まで寄り道をせずに帰って来れるかどうか</li><li>共働きのため帰宅時に両親不在</li><li>下校時間の気温が高い（夏） 下校時間の暗さ（冬） 帰宅後に1人の時間が長く、心配</li><li>友だちとのやり取り、たとえばおしゃべり、おふざけなどをしながら何度も立ち止まりながら帰ってくるので、交通の迷惑、危険を感じるし、本来家に着くはずの時間より遅くなっている</li><li>携帯をまだ持たせていないため、学校帰りが遅いと連絡手段がなく心配</li><li>学童に行っていると帰りが遅くなり、宿題ができないことがある。早く帰ると親も不在で不安になる</li><li>小学校の学童では19時までに必ずお迎えに行かないと退所になってしまうが残業などがあると難しく、祖父母にお願いしたり民間の学童と併用したりするなどして、月にかかるお金が負担になっている</li><li>幼稚園では15時帰りで、パートをギリギリできていたが、小学生になり14時、早い曜日は13時50分なので、パートから迎えまでの時間がカツカツ。 ネットなどの前情報では、15時くらいに帰るとか、早くても14時半とか書いてあったのに、現実は違う</li></ul>

<h2>小学生の子どもによくある下校トラブル</h2>

下校に関して、親が感じている問題はさまざまです。その中でも、小学生の子どもによくあるのが下校トラブル。「事件や事故に巻き込まれないか？」「友人と喧嘩してしまわないか？」など、心配ごとは尽きません。具体的に、どのようなトラブルが発生しているのでしょうか。アンケート結果をもとに、実際に保護者が巻き込まれたことのある下校トラブルを、保護者の声としてご紹介します。 &nbsp;<h3>道に迷う</h3>小学校では、基本的に通学路が決められています。交通量や、「子ども110番の家」など何かあった場合の避難所を考慮した上で、子どもが学校から家までどの道を通って帰宅するのか、学校と各家庭は把握していることがほとんどでしょう。それでもなお、違うルートを通って帰宅するケースが多発しているようです。通学路を外れてしまうと、子ども自身が道に迷ってしまう可能性が高くなります。また、帰宅時間が遅いことで心配ごとが増えるだけでなく、もし災害や事件が起きてもなかなか見つけられないかもしれません。さらに、地域の見守り体制が整っていなかったり、人気が少なく危険が潜んでいたりと、親は心配になるものです。実際に、通学路に関するトラブルとして、以下のような声が見られました。

【実際の保護者の声】<ul><li>一年生の下校、一日目、自分の家が近いのを言い出せず、遠いところまで集団について歩いていった</li><li>寄り道をして、なかなか帰ってこない</li><li>下校の通学路が工事中で、「通れない」と判断したようで全く違う道を歩いて帰ってきた</li><li>お友だちに誘われて自宅から遠い駅まで付き合わされた</li><li>決まったコースから外れて、帰りにお友だちの家に見送りをしていた</li><li>お友だちを連れてきて、お友だちの親が行き先しらず探し回っていた</li><li>別ルートから帰っていてすれ違いになったりした</li><li>電車通学なので、寝過ごして降りる駅を通過してしまった</li></ul>

<h3>友人とケンカをする</h3>小学校では下校班が決まっていたり、ある程度通学路に慣れてきたりすると、家が近い友人と一緒に帰ることが多くなります。一緒に登下校することは仲良くなれる良い機会ですが、その反面、帰り道に喧嘩をしてしまうケースも多々あるようです。実際に、アンケートに寄せられたトラブルでは下記のような声が多く見られました。

【実際の保護者の声】<ul><li>友だちと喧嘩した</li><li>上級生に泣かされた</li><li>お友だちの危ない行為を注意（した結果、喧嘩になった）</li><li>いじめにあった</li><li>友人にランドセルをもたされた</li><li>同じ下校班の子と喧嘩をした</li><li>見知らぬ上級生にからまれた</li><li>お友だちに意地悪したりされたり、友人にランドセルを取られたりした</li><li>友人同士のトラブルに横を通っていたから巻き込まれた</li></ul>

<h3>不審者に遭遇する</h3>不審者に遭遇することも、下校時に親が心配なことの1つです。「知らない人に声をかけられてもついていかない」など、基本的なことは指導できます。しかし不審者の出没は予測できず未然に防ぐことは難しいうえに、中には犯人が知人だったというケースもあるため、もっともリスクの高いトラブルと言っても過言ではないでしょう。実際に、下校途中に子どもが不審者に遭遇したという声もありました。

【実際の保護者の声】<ul><li>知らない人に声をかけられた</li><li>写真を撮られた</li><li>変質者に会った</li><li>近くの高校の生徒にからまれる</li></ul>

<h3>転んでしまいケガをする</h3>小学生の下校でよくあるトラブルが、ケガに関することです。子どもは視野が狭く危険に気づかなかったり、元気が有り余って遊びながら帰ってきたりすることも多く、注意力に欠けて転んでしまったり、ケガをしてしまったりするケースが多発しています。大事に至らなければ良いのですが、たとえ擦り傷であっても子どものケガは心配でしょう。実際、下校途中の「ケガ」に関するトラブルとして以下のような声がありました。

【実際の保護者の声】<ul><li>下校途中に転んでしまい怪我をした</li><li>砂の掛け合いで砂が目に入り眼科に受診した</li><li>川に転落した</li><li>友だちにひっぱられてこけさせられた</li><li>転んで怪我をして病院に行った</li><li>藪が近くにある道を通ってヘビを数人でイジメて噛まれた</li><li>友だちが転んだところに居合わせ対応できずに困っていた</li><li>下り坂で勢いよく転んで顔面血だらけのところ、たまたま友だちの親が通りかかって助けてもらった</li></ul>

<h3>交通事故に巻き込まれる</h3>ほかにも、予防が難しく危険度が高いトラブルが、交通事故です。命に関わる問題であり、ニュースで目にするたびに心配になるでしょう。埼玉県によると、歩行中の死傷者は7歳が最も多く、小学生の死傷者の5割とされています。また、交通事故に遭う時間帯は14時~18時が多く、発生場所は自宅近くが多いというデータも出ています。7歳といえば小学校1～2年生の年齢で、時間帯や場所から推測すると、下校中の交通事故の可能性が高いと言えるでしょう。なお、原因の半数が児童側の違反で、内3割が「飛び出し」による事故だそうです。アンケートに寄せられた声の中には、実際に交通事故に関するトラブルが見受けられました。 &nbsp;参考：<a href="https://www.pref.saitama.lg.jp/a0311/saftey-chidl/7sai_no_hitori_aruki.html" target="_blank" rel="noopener noreferrer">7歳の一人歩き、実は危険です！ - 埼玉県 (saitama.lg.jp)</a>

【実際の保護者の声】<ul><li>よそ見して赤信号を渡ってしまい、車に轢かれそうになった</li></ul>

<h2>小学生の子どもが下校トラブルに巻き込まれた経験のある家庭は28％</h2>

小学生の子どもを持つ保護者232名を対象に、「お子さまが下校トラブルに巻き込まれた経験はありますか？」と質問したところ、約28.0%（65名）の方が「はい」と回答しました。前述のような大事に至らない場合でも、親として心配になるトラブルはさまざまで、頻発しているようです。1つひとつは些細に見えても、一歩間違えば大きな事件や事故につながる恐れがあります。アンケートに寄せられた、そのほかのトラブルの事例をご紹介します。

【実際の保護者の声】<ul><li>帰ってくるべき時間に帰ってこない</li><li>落としものをした</li><li>通学路沿いの家のプランターを倒してしまい、壊した</li><li>川に水筒を落としてしまった、傘を壊した</li><li>鍵を忘れた</li><li>軽度の熱中症になった</li><li>学校に忘れものをしてくる</li><li>学童行くはずが家に帰ってきてしまった。たまたま家にいたから大事には至らず</li><li>下校する生徒の数が少なく、「怖い」と子どもが言っている</li><li>カギを落とした</li><li>短縮授業日なことを母（私）が失念して外出していたため、子どもが帰宅しても家に入れなかった</li><li>迎えに行くと連絡したが、学校が通学団で家に帰したことがあり、入れ違いになって大変困った</li><li>荷物が重くて歩けず他児童に迷惑をかける</li></ul>

<h2>子どもが下校トラブルに巻き込まれないための対策</h2>

下校トラブルに巻き込まれないために、どのような対策が考えられるでしょうか。小学生の子どもを持つ保護者232名を対象に、「下校トラブル対策として家庭でお子さまと対策をされていること」について質問したところ、約半数の約50.8%（118名）の方が何かしらの対策をとっていることがわかりました。回答のうち多かった対策方法について、ご紹介します。 &nbsp;<h3>GPSを持たせる</h3>防犯の対策として一番多かった意見が、GPSを持たせることです。似たものとしては、校門を出たときにメールで通知されるサービスなども挙げられました。少しでも帰りが遅かったり、いまどこにいるのか心配になったりしたときに、子どもの現在地がわかれば安心度が違うでしょう。持っていくのを忘れないように常にランドセルに入れておく、防犯ブサー機能付きのGPSを使用するなど、工夫も見られました。中には、小学校で所持が推奨されており商品の説明会が設けられていたり、小学校独自の登下校通知システムを利用したりしているケースもあるようです。 <a href="https://www.seiban-sodasoda.com/smilemembers/" target="_blank" rel="noopener noreferrer">SIBANスマイルメンバーズへのご登録でいまなら</a> <a href="https://www.seiban-sodasoda.com/smilemembers/" target="_blank" rel="noopener noreferrer">「みまもりGPS「まもサーチ」本体無料クーポンプレゼント！」</a> &nbsp;<h3>携帯電話を持たせる</h3>次に多かったのが、携帯電話を持たせることです。GPSの機能を兼用しつつ、居場所の把握だけではなく、何か困ったときにはすぐに連絡できることが最大の利点です。判断能力がまだ低い子どもは、不測の事態が起こったときに動揺してしまい、二次災害に繋がることも多くあります。報告・連絡・相談の手段として心強く、直接親の声を聞くことができるのは、子どもにとっても大きな安心材料となるでしょう。キッズ携帯を持たせている親が多い結果となり、決まった連絡先にのみ連絡できる、閲覧ページに制限をかけるなど、携帯電話に関するトラブルを防ぐための対策や、子どもへの説明も不可欠です。 &nbsp;<h3>ルールを決める</h3>GPSや携帯電話を持たせることに加えて、各家庭でルールを決めているという意見も多くありました。具体的にどのようなルールを設けているのか、実際の声をご紹介します。

【実際の保護者の声】<ul><li>1人では帰らないようにしている</li><li>知らない人についていかない。車などに気をつける</li><li>寄り道せずに帰らせる</li><li>何かあったら近所の大人の人に助けを求めるよう伝えている</li><li>同じマンションの子が一緒の場合は一緒に帰る、そうでない場合は母と一緒に帰宅する</li><li>トイレは必ず済ませてから学校を出る ・通学路を守る</li><li>下校ルートを守って帰るように言い聞かせる、川があるので川の方を歩かない</li><li>必ず兄妹で帰らせるようにしている</li><li>友だちと遊びたいときは一度家に帰ってから私に顔を見せてから行くことを約束している</li><li>もし家に誰もいなかったときは「管理人さんに伝える」「おばあちゃん家に行ってみる」「児童館に行って相談する」と優先順位を伝えた（共働き家庭）</li></ul>

<h2>まとめ</h2>今回は、下校に関するトラブルの事例や回避方法をご紹介しました。小学校1年生になると、保育園や幼稚園と違い、いままで手厚かった周りのサポートが薄くなります。親としても見守る時間が減ってしまい、子ども1人で過ごす時間が増え、心配な要素が増えるものです。特に学校を出てから家に着くまでは、先生も親も目が届かず、トラブル発生の危険性が高くなります。実際に保護者の方からいただいたアンケートで、いままで気づかなかった発見もあったのではないでしょうか。大事を回避するには、あらかじめ対策することが必要不可欠です。子ども、保護者、家族だけではなく、お友だちの親や近所とも協力して、未然に防ぐ方法や万が一の場合の対応方法を考えておきましょう。

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