ほっとSoda情報局

目次&nbsp;<ul style="list-style-type:circle;"><li>自主学習とは・自主学習の目的 ・自主学習の重要性 &nbsp;</li><li>自主学習のやり方・目標設定 ・計画立案 ・情報収集 ・実践 ・振り返り &nbsp;</li><li>自主学習は何をやればいい？ネタの探し方 ・興味のあることを掘り下げる ・日常生活での疑問を調べてみる ・ニュースや本で気になったことについて学ぶ ・学校の授業で習ったことを発展させる &nbsp;</li><li>【1年生～3年生におすすめ】自主学習のおもしろいテーマ5選 ・身近な生きもの観察 ・季節の行事調べ ・図鑑で探検 ・絵本の世界を再現 ・身近なもののかたち調べ ・そのほか &nbsp;</li><li>【4年生～6年生におすすめ】自主学習のおもしろいテーマ5選 ・実験してみよう ・歴史人物の研究 ・地域の文化や歴史調査 ・プログラミング ・新聞づくり ・そのほか &nbsp;</li><li>まとめ</li></ul>

「自主学習と言われても、何をやったらいいかわからない…」と、悩んでいる保護者の方はよく見られます。お子さまの「これ、やってみたい！」という気持ちをどうやって引き出したらいいのだろうと、困ってしまうことも多いのではないでしょうか。本記事では、自主学習がどうして大切なのか、どうすれば楽しく進められるのかを、わかりやすく説明します。すぐにできる簡単なことからおもしろいテーマまで、学年に合わせた自主学習のテーマを紹介します。 お子さまの「知りたい！」という気持ちを大切にした、楽しいと思えるようなヒントが見つかるはずです。ぜひ、最後まで記事をご覧ください。 &nbsp;<h2>自主学習とは</h2>

自主学習とは、学校や塾などの外部の指示や強制ではなく、自分の意思で行う学習のことをいいます。 たとえば、好きな本を読みながら気になることを調べることで主体的に学ぶ楽しさを知り、知識や問題解決能力を高められます。 授業の予習復習なども含め、家庭で行う学習を自主学習と呼ぶケースもありますが、本記事では勉学以外の主に探究学習のことを自主学習として解説していきます。自主学習は、将来的な学びの基盤を築くためにも重要です。子どもが自分で目標を設定し、計画を立てて学ぶことで、自己成長を促すことにもつながります。 &nbsp;<h3>自主学習の目的</h3>自主学習の主な目的は、子どもの総合的な成長を促すことです。まず、自ら学ぶことで知識を習得できるため、思考力の向上が期待できます。 また、定期的に取り組むことで学習習慣が身につき、自ら計画を立てて実行する力も身につくようになるのです。さらに、興味のあるテーマを深く掘り下げることで探究心が養われ、新たな発見や疑問が生まれます。これは、将来的に学業や仕事で求められる自主的な問題解決能力の基礎となります。自主学習は単なる勉強ではなく、子どもの知的好奇心を刺激し、生涯学び続ける姿勢を育てるための重要な方法です。自主学習で得られた経験は、子どもの将来や社会生活の可能性を広げることにつながります。 &nbsp;<h3>自主学習の重要性&nbsp;</h3>自主学習は、AIが台頭する現代社会において「生きる力」を育む重要な活動です。 現代社会では次のような理由から、自分で考えて行動することが求められます。&nbsp;<ul><li>情報化社会において、常に新しい知識やスキルを習得する必要性が高まっている</li><li>多様な価値観が尊重される社会において、自分自身で考え、行動する力が求められている</li><li>&nbsp;AIが人間の仕事を代替する可能性が高まる中、人間にしかできない創造性や問題解決能力がますます重要になる</li></ul>自主学習を通して、子どもたちは自分に最適な学習スタイルを理解し、自己分析能力を高めることができます。また、自分の生活リズムに合わせた計画を立てて実行する力や、自ら学ぶ喜びを実感する経験も得られます。こうした経験を通して子どもは現代社会で必要とされる力を身につけ、将来的にさまざまな場面で活躍できる人物へと成長することが期待されるのです。&nbsp; &nbsp;<h2>自主学習のやり方</h2>

自主学習は「自分で選んで」「自分で取り組む」学習です。大切なのは、お子さまが興味を持てるテーマを選ぶことです。無理に難しいことをする必要はなく、楽しく続けられることを優先しましょう。まずは、何を学びたいのか、どのようになりたいのか具体的な目標を定めましょう。 たとえば「◯◯について詳しくなりたい」など、明確な目標を決めることで何を学べばいいのかわかるようになり、自主学習に取り組みやすくなります。もし、目標が大きいと感じる場合には、小さなステップに分けるといいでしょう。また、「船の図鑑を見ながら、気になることをノートにまとめる」というように、時間や内容を明確に決めておくと自主学習を進めやすくなります。このときも、目標設定と同じように小さなステップで計画を立てることが重要です。自主学習を上手く進めるためには、情報収集も欠かせません。情報は、本やインターネットなど、さまざまな方法で集められます。 最近では、AIツールに聞いてみるのもひとつの方法です。ただし、情報に嘘が含まれていたり、テーマに合っていなかったりすることもあります。そのため、集めた情報が正しいか、自主学習のテーマに合っているか必ず確認しましょう。情報は調べるだけでなく、経験して集めることも可能です。特に小学校低学年（1～3年生）の場合は、「見る・触る・臭いを嗅ぐ」などの五感を活かした経験をすることで理解が深まり、情報につながるでしょう。自主学習は、正解が一つではありません。子どもが主体的に考え、試行錯誤しながら進めることに大きな価値があります。失敗を恐れず、少しずつ自分のペースで続けていきましょう。それが「学ぶ力」を育て、将来の大きな財産になります。 &nbsp;<h2>自主学習は何をやればいい？ネタの探し方</h2>

自主学習のネタを探す際には、保護者からのサポートも重要です。自主学習の進め方やテーマ選びについてアドバイスすることで、より取り組みやすくなるでしょう。また、社会の授業に出てきた歴史上の人物について掘り下げて調べてみるなど、学校の授業で扱った内容を発展させた学習も自主学習のテーマとしておすすめです。さらに、特定の興味を持つ分野に関連する書籍や資料を図書館で探すことも、自主学習のネタを探す方法のひとつです。実際のご家庭ではどのようにネタを決めていることが多いのか、セイバン独自でアンケート調査を行ったところ、以下のような結果になりました。

学校の授業で習ったことをもとに自主学習のテーマを決めている家庭が多いことがわかりました。 ここからは、自主学習のネタを探すときのポイントを4つ紹介します。&nbsp; &nbsp;<h3>興味のあることを掘り下げる&nbsp;</h3>興味のあることを自主学習のネタにすると、子どもは楽しみながら知識を深められ、新たな興味も生まれやすくなります。好きなこと、興味のあることを深く掘り下げるためには、まずノートに書き出してみるといいでしょう。そこから調べてみたいものを選び、自主学習のネタにします。たとえば、好きなスポーツの歴史を調べたり、好きな動物の生態を研究したりするなどです。興味のあることを掘り下げると「もっと知りたい」という探究心が湧き、自主学習が身につきやすくなります。 &nbsp;<h3>日常生活での疑問を調べてみる</h3>日常生活での疑問を調べてみる」ことで、子どもの自主学習がより楽しく充実したものになります。子どもと一緒に、身の回りの「なぜ？」「どうして？」という素朴な疑問を大切にしていきましょう。たとえば、お子さまが「星は夜しか見えないの？」「風が吹くのはなぜ？」と聞いてきたときは、自主学習のいいきっかけになります。 また、「お菓子の袋に書いてあるカロリーって何？」や「うちから出たごみってどうやって片付けているの？」といった、暮らしの中での疑問も自主学習のネタになります。生まれた疑問をメモに取り、図書館で本を探したり、インターネットで調べたりしてみるように子どもに提案してみましょう。もしひとりで調べるのが難しいときは、保護者の方も一緒に手伝ってみてください。 ときには、実際に観察や簡単な実験をしてみるのもおすすめです。調べたり実験したりした結果をノートにまとめることで、お子さまの理解がより深まります。&nbsp; &nbsp;<h3>ニュースや本で気になったことについて学ぶ</h3>ニュースや本で気になったことを学ぶのも、自主学習のネタのひとつとしておすすめです。毎日の生活の中で、新聞やニュースに親子で少しずつ目を向けることから始めてみましょう。子どもが興味を示した記事や話題は、自主学習として学ぶきっかけになります。気になる話題が見つかったら、図書館へ行って関連する本を探してみるのも楽しい時間です。子どもと一緒に本を選び調べていくことで、自然と知識が広がっていきます。調べたことはノートに書き留めておくと、後で振り返るのに便利です。ニュースや本で気になったことについて学ぶと、お子さまは世の中で起きているできごとに興味を持ち始め、社会への理解も少しずつ深まっていきます。また、本を読む力や必要な情報を集める力も自然と身についていきます。大切なのは、子どもが興味を持ったテーマを一緒に探してあげることです。無理に難しいテーマを選ぶ必要はありません。お子さまの「これ知りたい！」という気持ちに寄り添いながら、楽しく学んでいけるようにサポートしてあげましょう。 &nbsp;<h3>学校の授業で習ったことを発展させる</h3>学校の授業で習ったことをきっかけに、自主学習を広げていくこともおすすめの方法です。授業で「おもしろい」と感じたことを家庭でさらに深掘りしていくと、子どもの理解が深まり、さらに多くの情報を知りたいと学びに対する探究心が芽生えます。学校の授業で習ったことを自主学習に取り入れるためには、子どもと一緒に授業の内容を振り返ってみましょう。「今日の授業で何がおもしろかった？」と聞いてみるだけでも、新しい発見があるかもしれません。会話の中で子どもが興味を示したことについて、図書館で本を探したり実際に実験したりして、理解を深めていきましょう。 &nbsp;&nbsp;<h2>【1年生～3年生におすすめ】自主学習のおもしろいテーマ5選</h2>

小学校1年生～3年生におすすめの自主学習のテーマは次のとおりです。<ul><li>身近な生きもの観察</li><li>季節の行事調べ</li><li>図鑑で探検</li><li>絵本の世界を再現</li><li>身近なもののかたち調べ</li></ul>自主学習に何をさせれば良いのかわからないとお困りの方は、ぜひ参考にしてください。&nbsp; &nbsp;<h3>身近な生きもの観察</h3>小学校低学年の子どもにとって、身近な生き物の観察はとてもワクワクする自主学習のテーマです。生き物を実際に観察または実際に世話をすることで、子どもの「なぜだろう？」という気持ちが自然と育ちます。身近な生き物観察には、次のようなものがあります。<ul><li>カブトムシの観察日記 朝起きたとき・学校から帰ってきたときなど、一日の中でカブトムシの様子がどのように変化するのか観察する &nbsp;</li><li>金魚の成長記録&nbsp; 小さな稚魚が少しずつ大きくなっていく様子や、体の色が変化していく様子を見守る &nbsp;</li><li>植木鉢の植物の観察&nbsp; 植木鉢や家の庭で植物を育てて、葉の大きさや色、茎の伸び方などを観察する&nbsp;</li></ul>身近な生きもの観察で大切なのは、お子さまが自分から「見たい！」「知りたい！」と思える環境を保護者がつくってあげることです。日々の小さな発見を大切にすることで、自然と科学的なものの見方が身についていきます。

【実際の保護者の声】<ul style="padding-left:29.33px;"><li>実験や自然科学に興味のある子どもと、毎日の月の観察や、科学館や高専の科学の実験教室などに参加する</li></ul>

<h3>季節の行事調べ&nbsp;</h3>季節の行事調べも、自主学習のテーマとしておすすめです。小学校1年生～3年生にとって、季節の行事は「なんでこんなことをするの？」と疑問に思うことも多いのではないでしょうか。そのようなときに、親子で一緒に調べると、知識や日本の文化への興味が深まります。たとえば、節分やひな祭り、七夕といった日本の行事を調べてみましょう。子どもたちは、行事がどうして始まったのか、どのような意味があるのか理解できます。 また、行事に関係する絵を描いたり、何かをつくったりする中で、行事への理解とともに創造力も育まれます。セイバンが実施したアンケート結果から、行事調べを自主学習に取り入れている声を紹介します。

【実際の保護者の声】<ul><li>気になったものについて本、ネットで調べてノートにまとめる（いままでの例:雲、歯、えんぴつ、七夕など）&nbsp;</li></ul>

<h3>図鑑で探検</h3>動物図鑑・植物図鑑・乗りもの図鑑など、好きな図鑑を読んで気になったことを調べてまとめることも自主学習におすすめです。美しい写真やイラストがたくさん載っている図鑑は、子どもの「知りたい！」という気持ちを自然と引き出してくれます。図鑑を使った自主学習を進めるために、まず、お子さまが興味を持ったことに関する図鑑を図書館や本屋さんで探しましょう。図鑑が見つけられたら、写真やイラストを見てみます。このときに、お子さまが興味を持ったり疑問に思ったりすることがあったら、保護者が説明してあげると良いでしょう。図鑑で知ったことをノートにまとめ「もっと知りたい！」と思うことがあれば、別の図鑑やインターネットで調べることもおすすめです。知りたいと思ったことや疑問を自分で調べると、知的好奇心や文章を読む力の向上が期待できます。セイバンが実施したアンケート結果から、図鑑を使った自主学習に取り組んでいる声をいくつか紹介します。&nbsp;

【実際の保護者の声】<ul><li>知ってほしい内容の絵本を図書館で借りてきます。漢字、地図、科学、防災、防犯など適当に借りて本棚に入れておくと、読みたいものを自分で選んで読んでいる</li><li>電車全般に興味があるので、図鑑や図書を読んだりしている</li><li>隔週で図書館に行き、興味のある本に出会い、自ら学ぶ楽しさを伝えている&nbsp;</li></ul>

<h3>絵本の世界を再現&nbsp;</h3>お子さまの好きな絵本の世界を、実際につくって遊んでみるのはいかがでしょうか。これは、子どもの創造性を育む、楽しい自主学習の方法です。たとえば、お気に入りの絵本に出てくるシーンを、紙粘土や折り紙を使って立体的につくってみたり、物語に登場する料理をつくってみたりすると良いでしょう。絵本の中の世界が目の前に現れる体験は、子どもにとってとても興味深いものになります。絵本の世界を再現してみることにより、子どもは絵本の物語をより深く理解できるようになります。また、実際に手を動かして作品をつくることで、想像力だけでなく、手先の器用さも自然と育っていくでしょう。また、再現した絵本の世界についてノートにまとめてみるのもおすすめです。絵本を再現するためにどんな材料を使って何をつくったのか、どんな工夫をしたのかなど、絵本のタイトルと併せて成果をかたちに残してみましょう。 &nbsp;<h3>身近なもののかたち調べ</h3>身近なもののかたち調べも、小学校1年生～3年生の自主学習におすすめです。家や学校の中で、三角形や四角形・円などの図形を探し、見つけたかたちを写真に撮るかスケッチします。かたちの特徴を言葉で説明し、見つけたかたちを分類することで、日常生活の中に潜む数学的な要素を発見できます。身近なもののかたちを調べてまとめることは、子どもたちの図形に対する理解を深め、観察力や表現力を自然に育みます。また、遊び感覚で学べるため、楽しみながら知的好奇心を満たすことができる自主学習のテーマとして最適です。 &nbsp;<h3>そのほか</h3>小学校1年生～3年生は、興味のあることややりたいことを自主学習に取り入れるのがおすすめです。セイバン独自アンケートでも、お子さまの興味があることややりたいことを自主学習に取り入れている例が多くありました。その一部を紹介します。&nbsp;

【実際の保護者の声】<ul><li>電車好きな子→クイズを考えてみる（例　京橋駅には何電車があるか？：答え→京阪本線・JR大阪環状線・地下鉄長堀鶴見緑地線） &nbsp;</li><li>色水、スライム、天気について、食べものの味について、野菜について、お菓子づくり。毎回新しい発見があったり、自分でアレンジを加えたりと工夫できるから。また親の準備もそんなに大変じゃないので &nbsp;</li><li>塗り絵&nbsp;</li></ul>

アンケート結果からもわかるとおり、小学校1年生～3年生の自主学習は、日常の遊びを発展させたり、興味のあることを保護者と一緒に学んだりしています。自主学習に何をさせれば良いのかわからない場合は、遊びから自主学習に取り入れられないか考えてみましょう。 &nbsp;<h2>【4年生～6年生におすすめ】自主学習のおもしろいテーマ5選</h2>

小学校4年生～6年生になると、低学年のときよりも高度な自主学習が可能になります。おすすめのおもしろいテーマは次のとおりです。<ul><li>実験</li><li>歴史人物の研究</li><li>地域の文化や歴史調査</li><li>プログラミング</li><li>新聞づくり</li></ul>高学年になると、保護者の方の手を借りなくても学びたいことを見つけ自主学習を進められるようになりますが、子どもが悩んでいたり迷っていたりするときは、これらを参考にしてサポートしてあげると良いでしょう。<h3> 実験</h3>小学校4年生～6年生の自主学習として、興味のあることや気になることを実験してみるのは、さまざまな力が身につくきっかけとなります。たとえば、学校での実験は先生の指導のもとで実施しますが、家では自分が主体となって実験します。「何を実験したいか」を見つけ、答えに対して仮説や予測をして実験に向き合うと、課題に取り組む力が自然と身につくでしょう。また、実験で得た結果から、発想力や創造力の向上も期待できます。小学校4年生～6年生が簡単にできる実験をまとめました。【小学校4年生～6年生におすすめの実験（一例）】<ul><li>重曹と酢の反応&nbsp; 小さなボトルに重曹を入れ、酢を注ぐと泡が立ち、二酸化炭素が発生します。この反応を使って風船を膨らませたり、簡単な噴水をつくったりできます。 &nbsp;</li><li>電池でモーターを回す&nbsp; 電池、銅線、小型モーターを使って、モーターを回すしくみを学びます。 &nbsp;</li><li>水の浄化実験&nbsp; ペットボトルを使い、砂や炭を使った簡易フィルターをつくります。</li></ul>セイバン独自アンケートでも、実験を自主学習に取り入れている保護者の方からの声がありました。&nbsp;

【実際の保護者の声】<ul><li>興味のあることは、研究ノートに書くように伝える。その際に、なぜそれをしようと思ったのか。予想はどうだったのか。</li><li>やってみての結果・考察を記入してもらう</li></ul>

<h3>歴史人物の研究</h3>歴史上の人物について調べる学習は、小学校高学年のお子さまにぴったりの自主学習テーマです。戦国武将や偉人の中から、お子さまが「この人のことをもっと知りたい！」と思う人物を選んでみましょう。人物を選んだら、その人物に関する年表をつくってみるのがおすすめです。いつ生まれて、どんなできごとがあって、何を成し遂げたのか。時代の流れに沿って整理することで、人物の生涯がよりわかりやすくなります。次のステップとして、図書館で伝記や歴史の本を探してみましょう。その人物がどんな性格で、どんな夢を持ち、どんな時代を生きたのか。本を読みながら、子どもと一緒に想像を膨らませるのも楽しいものです。このような学習を通じて子どもは自然と歴史に親しみを感じるようになり、ものごとを調べ、考える力も身についていくことでしょう。セイバン独自アンケート結果でも、次のような声がありました。&nbsp;

【実際の保護者の声】<ul><li>歴史のマンガなどでいろいろ考え方などを学んでいる</li></ul>

<h3>地域の文化や歴史調査</h3>地域の文化や歴史調査は、自分たちの住む地域の特色や魅力を深く知る貴重な機会です。たとえば、地域の古文書や文化財を調べたり、地元の高齢者にインタビューしたりします。また、地域の特産品について調べて紹介したり、地域の祭りや伝統行事に参加したりすることも、子どもにとって良い経験です。このような体験を通じて、お子さまは自分の住む地域をより深く知り、愛着を持つようになっていきます。また、「この地域をもっと良くするには、どうしたらいいのかな？」と、未来について考えるきっかけにもなります。セイバン独自アンケートに届いた保護者の方の声を紹介します。

【実際の保護者の声】<ul><li>日本の地域別の米作について調べる&nbsp;</li></ul>

<h3>プログラミング</h3>子どもの自主学習にプログラミングは難しいと思われるかもしれませんが、小学生でも理解できるプログラミング言語を使って、ゲームをつくったりアニメーションをつくったりできます。近年では、小学生向けのプログラミング教材があるほか、YouTubeをはじめとした動画でも紹介しているので、上手に利用するとよいでしょう。簡単なプログラミング言語を使うことで、プログラミングの基本概念を楽しく学びながら、自分の中にあるイメージを表現する喜びを体験できます。&nbsp; &nbsp;<h3>新聞づくり</h3>新聞づくりは、子どもたちの考える力や表現する力を伸ばす、とてもよい自主学習です。新聞のテーマを決めたら、記事を書くために必要な情報を集めます。たとえば、本やインターネットで調べたり、人に話を聞いたりすると良いでしょう。次に、ニュースの記事や、漫画、俳句など、色々な内容のものをつくります。紙のどこに何を置くか考え、見出しをつけたり、絵や写真を貼ったりして、新聞を完成させます。記事は、みんなが分かりやすい言葉で書き、漢字にはふりがなをつけましょう。できあがった新聞をクラスのみんなや家族に読んでもらうことで、情報を伝える力も身につきます。セイバン独自アンケートにも、実際に新聞づくりをしている声がありました。&nbsp;

【実際の保護者の声】<ul><li>趣味を追求する。気になる日常の疑問を元に新聞づくり&nbsp;</li></ul>

<h3>そのほか</h3>小学校高学年になると、体験よりも疑問に思うことを調べて追求していく自主学習が多くなるようです。アンケート結果より、いくつか紹介します。&nbsp;

【実際の保護者の声】<ul><li>お金の歴史やお金を稼ぐということについて</li><li>将来の夢について。年収やその夢を実現するまでの道のり。どんな学校に行ったら良いかなど</li><li>石や車の製造、地球に関することから環境問題や防災、紛争や歴史に興味があるようでその都度気になったことを調べる</li><li>子どもが好きな英語動画でリスニングをしている。子どもが気になったものごとをその都度パソコンで調べている&nbsp;</li></ul>

高学年の自主学習も低学年のときと同様で、興味のあることや気になったことを掘り下げて学んでいるお子さまの姿が多く見られました。また、通信教育やドリルを活用して自主学習に取り組んでいるお子さまもいました。 &nbsp;<h2>まとめ</h2>自主学習は、自分の興味や疑問を掘り下げることで学ぶ力や考える力を養う、子どもにとって大切な学びのひとつです。 目標設定や計画立案、実践と振り返りを通じて、主体的に学ぶ力が身につくようになります。自主学習のために日常生活やニュースからテーマを見つけたり身近な疑問を調べたりすると、学習意欲の向上も期待できます。また、楽しく取り組めるテーマを選び、興味を持って学ぶ姿勢を大切にすることで、子どもは学びの成果や達成感を得られるようになるのです。まずは、お子さまの興味のあることや気になることを親子で一緒に調べたり体験したりして、楽しく自主学習に取り組んでいきましょう。

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