教育のアレコレ

アイロボットジャパン合同会社（英語名：iRobot Japan G.K.） <a href="https://www.irobot-jp.com/" target="_blank" rel="noopener noreferrer">アイロボット公式サイト | iRobot (irobot-jp.com)&nbsp;</a>アイロボットはグローバルに展開する家庭用ロボットカンパニーです。使う人に寄り添った思いやりのある技術と、安心して任せられるホームイノベーションによって、豊かな暮らしを共に創造することをビジョンにロボットのデザインと製造を行っています。2002年に「ロボット掃除機 ルンバ®」の発売を開始し、ロボット掃除機市場を創出して以来、全世界で数千万台に上るロボットの販売実績を誇ります。アイロボットの製品ポートフォリオは、清掃、マッピング、ナビゲーションにおける独自のテクノロジーと高度なコンセプトを特徴とし、これらを活用することでロボットとスマートホームデバイスのエコシステムを構築、家のメンテナンスを容易にし、衛生・健康的な生活の場を提供します。

『アイロボットSTEMプログラム』では機械はそれだけでは動くことはできないこと、人間が命令を入れることで初めて動くということを学びます。タブレットに指示を入れることで初めてRootが動き、ミッションにチャレンジする過程で、思った方向に動かないことや、さっきまでできたことができなくなる、といったことを体験します。そして、最終ミッションでは、子どもたちは試行錯誤しながら、スタートからゴールまでの道のりにはいろいろなルートがあることに気がつきます。 &nbsp;<h2>試行錯誤と失敗を繰り返しながらのロボット開発は人生にもあてはまる</h2>

アイロボットジャパン社の村田さん曰く、ーー「実はプログラミングには、人生にもあてはまる要素が少しずつ入っていると思います。例えばスタートからゴールまで行くのも、道ってひとつではない。答えはひとつじゃないって実生活にも当てはまることですよね。さっきできたのに、うまくいかない。人生うまくいかないことっていっぱいありますよね。失敗から学ぶことはたくさんあります。 アメリカのルンバを開発しているエンジニアチームも、毎日そういった試行錯誤を繰り返しています。考えた通りに動かないからまた考える。私たちのワークショップではタブレットや机上だけじゃなくて、実際にロボットが動くことでそういう体験をしてほしいと思っています。」参加者の子どもたちは16マスの盤面の上でRootやルンバを動かすミッションに挑戦するのですが、最初に基本の動きを学びます。見ているだけでもタブレットと盤面の左右が混乱してしまうのですが、子どもたちは瞬く間に理解していきます。ーー「やはり、子どもたちは大人がやるよりサクサクすぐにこなします。私たち大人は一番簡単な、最初のミッションでさえ、右を向いているのか、左を向いているのか、わからなくなってしまう。それだけやはり、固定観念みたいなものがあって。」

ーー「昨年は全国の蔦屋書店で、15～20分ぐらいの短かいワークショップを開催しました。老若男女問わず、シニアの方やカップルの方々が参加してくださるんですが、やっぱり年齢が上がるほどミッションに時間かかりますね。そういう意味では子どもは柔軟ですね。よくうちのボランティアの社員が言っているのは、子どもたちの目がみんな澄んでいて、よどみがないと。ピュアな心で子どもたちが取り組む姿に学ぶことが多いと言います。仕事や日々の生活に追われてつい忘れがちになってしまう柔軟性や諦めない心を思い出し、初心に帰るというか、大人もピュアな気持ちでやるっていうことはすごくプラスになっていると思います。」アイロボット主催のワークショップにはルンバの熱烈なファンのお子さんが多く参加されるそうです。ワークショップをきっかけにロボットを好きになったとか、プログラミングを本格的に始めたお子さんもいるそうです。※現在、ワークショップはお休み中で募集は行っておりません。 &nbsp;<h2>『小さなルンバでプログラミングを体験しよう！』イベントレポート</h2>「アイロボットSTEMプログラム」は小学校1～2年生が対象。小さいルンバのような可愛いRootを使いながらプログラミングを学びます。 &nbsp;

アイロボットの公式サイトには無料でダウンロードできるアプリを使用したRootの動かし方が学べるテキストやムービーが無料で公開されています。

また、ロボット掃除機ルンバの動きを再現するカリキュラムもあり、プログラミングの経験がなくても、基礎から実践まで楽しく簡単に学ぶことができます。イベントでは、11名のSEIBANスマイルメンバーズのお子さまたちが、Rootとワークショップ用につくられた特別なルンバをiPadに入れたアプリを使って動かすミッションにチャレンジしました。 &nbsp;<h3>1）ロボットについて学ぶ</h3>

最初にアイロボットジャパン社の竹迫大佑さん、村田佳代さんから色々なロボットがあることやプログラミングについての説明を受けます。<ul><li>人とロボットの違いは何？</li><li>プログラミングとはどういうこと？ &nbsp;</li></ul><h3>2）Rootを使ってプログラミングにチャレンジ</h3>

<ul><li>2～3人のチームに分かれ、それぞれのチームごとに1人ずつサポートメンバーがついて、一緒にミッションを考えます。</li><li>「直進」と「曲がる」を使って16マスの盤面上で実際にRootを動かしてみます。</li><li>だんだん動きが複雑になるミッションにチャレンジしていきます。</li></ul>

<h3>3）ルンバでプログラミングにチャレンジ</h3>

<ul><li>Rootよりも大きいルンバに挑戦。</li><li>ルンバを動かすにはタブレットの設定を変えなければなりません。</li><li>16マスの盤面も大きくなり、動き方にも工夫が必要です。 &nbsp;</li></ul><h3>4）ルンバで最終ミッションにチャレンジ</h3><ul><li>障害物を避けて複雑なルートを完走できたら最終ミッションクリア。</li><li>ルンバをバックさせたり、ロングランをさせたりなどの工夫が求められます</li></ul>

<ul><li>最新のルンバの動きを見てみよう</li><li>身のまわりでプログラミングが使われているものを見つけてみよう</li><li>ルンバエンジニア修了証授与</li></ul> 村田さんから保護者のみなさんへのメッセージ

ーー「プログラミングに対して苦手意識を持たないでいただければと思います。今日最後にみんなに宿題を出したんですが、身の回りでどんなものにプログラミングが使われているか、ぜひ保護者の皆さんも考えていただいて、これってどんな命令が入ってるんだろう？ってお子さんと一緒に話してみてください。 そういう身近なところから一歩踏み出していただくと、わかりやすいし、もっとぐっと親近感が湧くかなと思います。」参加してくれたSEIBANスマイルメンバーズの小学2年生、小学3年生​​の皆さん、ありがとうございました！&nbsp;編集部　大谷ミサ

【イベント終了後の子どもたちの感想】<ul><li>実際に自分でプログラミングしてそれが動きとして現れたのが面白かった！</li><li>大人になったら、今回同じグループだった友達と一緒にRoombaをつくる！</li><li>すごく楽しかった！</li><li>一番難しかったのは巨大ルンバの障害物ありミッション。三回くらい失敗したけどクリア出来て嬉しかった。また参加したいです！&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;</li><li>最初は何をするかわからなかったけど、先生の話を聞いてやったら、思ってたよりカンタンで楽しかった。</li><li>またやりたい。ロボットってすごい。&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;</li></ul>

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